(2024年)日本仕様のホンダ新型オデッセイの最新情報！「発売時期は2023年12月予定」「グレードは3種類のみ」「ターゲット層は年収800万円以上の30代～40代」他
中国製の新型オデッセイはどのような評価が得られるのだろうか？
2023年4月に内外装デザインが明らかになった、中国製ホンダ新型オデッセイ(Honda New Odyssey)。
埼玉県狭山市の狭山工場が閉鎖したことで、国内製造のオデッセイが生産・販売終了し、その後若干の期間が空いて、中国製として日本国内向けとしても発表・発売されることが決定したわけですが、2023年6月21日に発表・発売されるトヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)／ヴェルファイア(New VELLFIRE)に対抗する一台でもあると云われています。
https://creative311.com/?p=151818そんな中国製オデッセイの国内向け最新情報を入手しましたので、早速その中身をチェックしていきたいと思います。
パワートレインは2.0L e：HEVのFF一択！グレードは3種類のみ
まずは新型オデッセイのパワートレインやグレード構成についてチェックしていきましょう。
パワートレインについては、既にティーザーサイトにも掲載されている通り、排気量2.0L 直列4気筒エンジン＋デュアルモーターを組み合わせたハイブリッドe：HEVの一択のみで、駆動方式も前輪駆動[FF]のみとなります。
※四輪駆動の設定は無し
そしてグレード構成についてですが、当初はブラックアクセントを強調させるBLACK EDITION(ブラックエディション)のみ？と予想していましたが、どうやら全3グレードをラインナップするとのこと。
【(2024年)新型オデッセイのグレード構成一覧】
◇e：HEV ABSOLUTE(3列7人乗りのみ)[FFのみ]
◇e：HEV ABSOLUTE EX(3列7人乗りのみ)[FFのみ]
◇e：HEV ABSOLUTE EX BLACK EDITION(3列7人乗りのみ)[FFのみ]
基本的なグレード構成に関しては、2022年9月に生産・販売終了した国内製造の2021年モデルと概ね変わらない印象ですね。
グレードが相当に絞られている分、装備内容もかなり充実していて、おまけに3列7人乗りのみなので車両本体価格もかなり高額になることが予想されます。
ターゲット層は年収800万円いじょうの30代～40代
今回の中国製オデッセイは、ホンダのプロダクトガイド曰く「30代～40代で、年収800万円以上」をターゲットにしているとのことで、この内容を確認するだけでも結構ハードルの高そうフラッグシップミニバンという印象です。
新型オデッセイの主要装備をチェックしていこう
続いて、新型オデッセイの主要装備をチェックしていきましょう。
基本的には、エントリーグレードe：HEV ABSOLUTEでも以下の快適装備が標準設定されているとのことで、やはり車両本体価格は大きく跳ね上がりそうです。
【(2024年)新型オデッセイの主要装備一覧】
◇予防安全装備Honda SENSING
◇LEDシーケンシャルターンシグナルランプ
◇運転席8ウェイ＆助手席4ウェイパワーシート
◇運転席&助手席シートヒーター
◇トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー
◇マルチビューカメラシステム
◇運転席大型アームレスト
◇センターコンソールボックス
◇2列目両側アームレスト付4ウェイパワーシート(リクライニング／オットマン)
◇2列目シートセンターテーブル(折りたたみ式、ドリンクホルダー付)
◇2列目シートヒーター
◇ワイヤレス充電器
◇USBチャージャー(Type-A／急速充電対応タイプ2個付)＜センターコンソールボックス後部＞
◇USBチャージャー(Type-C／急速充電対応タイプ2個付)＜2列目シート＞
◇自動防眩ルームミラー
◇エレクトリックギアセレクター
◇減速セレクター
◇合成皮革＋ファブリックのコンビシート(EXグレード以上より本革シート)
◇ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(予約ロック付)(EXグレード以上に標準装備)
▲ジェスチャーコントロール・パワースライドドア＜リア両側＞非装着
奇を衒ったジェスチャーコントロール・パワースライドドアは完全廃止！
今回の2024年モデルから、2021年モデルに設定されていた「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア＜リア両側＞」を廃止に。
この機能は、キーを携帯してスライドドアに近づくとセンサー部のLEDが点灯するため、光に手をかざして左右に動かすことで、パワースライドドアの開閉が行えるというもの。
発表当初は注目された新機能ですが、いざ搭載されてみるとほとんど活用しないこと、使い勝手はそこまで良くない(反応しない)といった意見もあったそうで、今回の2024年モデルでは廃止になったそうです。