遂にマツダNDロードスターが受注終了→2024年モデル大幅改良へ。更にマツダの2023年6月「2回目」となる最新工場出荷目途一覧もチェックしていこう

(2022年モデル)NDロードスターが受注終了→次期NEロードスターが発売!との報道もあるが?

2023年6月30日、遂にマツダの2ドアオープンスポーツカーでお馴染みとなるNDロードスター(Mazda ND Roadster)が受注終了となりました。

既にマツダ公式ホームページにも「受注終了」に関する内容が記載されていますが、この受注終了は、あくまでも「2022年モデルの新規受注を終了した」という意味であり、NDロードスター自体が生産・販売を終了したということではなく、ましてはフルモデルチェンジ版・新型NEロードスターを匂わせるものでもないようです。

ROADSTERは現行モデル(2022年商品改良車)のご注文受付を終了しております。

販売店での在庫がなくなり次第、販売を終了させていただきます。

また、販売店の在庫がある場合でも、ボディカラーやオプションなどお客様のご要望に沿えない場合がございます。

販売再開時期は改めてご案内いたします。

via:Mazda

どうやら2024年モデルとして、NDロードスターを大幅改良するようだ

今回の2022年モデルの受注終了に加え、次期NEロードスターが2023年末にデビューする?という噂が国内カーメディアでも報道されていますが、実はそれ以前に、2023年5月28日に開催されたロードスター軽井沢ミーティング2023のイベントのトークセッションにて、ロードスター開発主査の齋藤茂樹 氏が、以下のようにコメントしています。

NDロードスターで、これまでやってきた商品改良のなかでは一番大きい、力の入った改良をやろうとしています。

デザインは変えないけれど、見たら”おお、新しいクルマだ”と思ってもらえる。

このことから、フルモデルチェンジやビッグマイナーチェンジ相当の変化ではないにしても、ヘッドライト意匠やテールランプ意匠、内装のレイアウトに関しても一部変更される予定とのことで、この点はとても楽しみにしたいところですね。

ちなみに軽井沢ミーティングでは、あくまでも一部の内容ではあるものの、以下のポイントが変更され、発売時期としては2023年秋頃を予定しているとのこと。

◇センターディスプレイの改良 → エアバッグの展開を考慮しつつ、ほぼ縁の無いフレームディスプレイを採用予定

◇フロントヘッドライト意匠の変更

◇テールランプ意匠の変更

◇エンジンの変更は無し(2.0Lソフトトップは開発中だが、NDでの設定は不明)

via:ドライバーWeb

特別仕様車990Sが生産・販売終了するのは残念

ちなみに私がお世話になっているマツダディーラーに確認してみたところ、今回の大幅改良以外にも、軽量化と走りに特化した特別仕様車990Sが販売終了したもの大きなトピックスだと思います(990Sの一部改良版があれば大きな注目になりそうでしたが…)。

実は一部改良版と思われる新型NDロードスターの開発車両もスパイショット済

via:Instagram

あとは海外でも、2024年モデルの一部改良版・新型NDロードスターと思わしき開発車両がスパイショットされていて、どことなくCX-60を彷彿とさせるようなLEDデイタイムランニングライトが搭載され、ヘッドライトは単眼LEDを採用、そしてフロントウィンカーにオレンジ色のバルブらしきものが無いことから、もしかするとLEDデイライトのディミングターンシグナル(反転)式かもしれませんね。

via:Instagram

こちらはリヤビュー。

モデルとしてはハードトップのNDロードスターRFになりますが、リヤテールランプ意匠も若干の手直しが入ると予想され、フロント同様にフルLEDとなる可能性が高そうです。

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