トヨタ新型クラウンスポーツ最新情報!グレードは僅か2種類のみ…2.4リッターターボHEVの設定無し?スタート価格は新型40系アルファードよりも高い?

2023-07-08

新型クラウンスポーツは、その名称含めて中途半端な内容にならなければ良いのだが…

2022年9月、トヨタの新世代クラウン群の第一弾として新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)が発表・発売され大きな話題となりました。

FRプラットフォームベースではなく、現行カムリ(Camry)や新型ハリアー(New Harrier)/RAV4/レクサス新型NX/新型RXに採用されているFFベースのTNGA-Kプラットフォームが採用され、おまけに駆動方式は四輪駆動[E-Four]のみの設定。

その後、新世代クラウン群の第二弾として新型クラウンスポーツ(New Crown Sport)が2023年秋以降、MIRAI同様の後輪駆動(FR)ベースとなるGA-Lプラットフォームを採用予定としていて、最後に2024年以降には、クラウンエステート(New Crown Estate)がラインナップ予定となっています。

今回は、ようやく新型クラウンスポーツに関する新情報が入ってきましたので、その中身をチェックしていきたいと思います。


発売時期は2023年秋頃を予定し、先行予約は同年8月末を予定

既にトヨタディーラーにも概要資料という形で配信されているかと思いますが、今回本モデルが発表・発売される時期は2023年秋頃(10月上旬)を予定していて、販売方式は具体的に決められていないものの、販売店によっては抽選というの名の選別が行われるものと予想されます。

さすがに2023年6月21日に発表・発売された、フルモデルチェンジ版・新型アルファード(New ALPHARD)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)のように、各販売店への振り分け台数が決められていて、誓約書にサインを求めるようなことは無いと思いたいところですが、こればかりは販売店の裁量によるものと考えられます。

なお、私がお世話になっているトヨタディーラーでは、2023年8月末頃より先行予約を受け付ける予定で、おそらくこのタイミングでグレード別価格帯が判明するものと予想されます。

えっ、HEVモデルではクラウンクロスオーバーRSの2.4Lターボは設定されない?

そして、新型クラウンスポーツで一番気になるのがグレード構成とパワートレイン。

ティーザーサイトの情報では、「HEV[4WD]モデルが2023年秋頃発売予定」「PHEV[4WD]モデルが2023年冬頃発売予定」という風に記載されていました。

クラウン”スポーツ”という名称がついている以上、既に市販化されているクラウンクロスオーバーRS同様に排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+デュアルブーストハイブリッドがHEVモデルとして採用される?と予想していましたが、実はそういったラインナップではないことが判明。

クラウンスポーツではデュアルブーストハイブリッドの設定が無いようだ

どうやら、新型クラウンクロスオーバーのGグレード/Xグレードにあるような、排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+デュアルモーターを組み合わせた新世代ハイブリッドのみの設定とのことで、クラウンクロスオーバーRSのような2.4LターボHEVの設定は無いとのこと。

PHEVモデルは、ハリアーPHEVやRX450h+と同じパワトレでサプライズは特に無し?

そしてプラグインハイブリッド(PHEV)モデルに関しては、既にレクサス新型RX450h+や新型NX450h+、トヨタRAV4 PHEV/ハリアーPHEV同様に、排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+デュアルモーター+リチウムイオンバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドとのことで、こちらも面白みは特になし(駆動方式もE-Fourのみ)。

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