トヨタ新型クラウンスポーツ最新情報!グレードは僅か2種類のみ…2.4リッターターボHEVの設定無し?スタート価格は新型40系アルファードよりも高い?
(続き)トヨタ新型クラウンスポーツの最新情報をチェックしていこう
引き続き、トヨタ新型クラウンスポーツの最新情報をチェックしていきましょう。
新型クラウンスポーツのグレードは僅か2種類のみ?!
続いてグレード構成としては、大きく2種類のみに設定されるとのことで、先程のHEVモデルとPHEVモデルをグレード名として分けると以下の通り。
◇クラウンスポーツHEV Z[E-Fourのみ]・・・排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+デュアルモーターのハイブリッド(HEV)
◇クラウンスポーツPHEV RS[E-Fourのみ]・・・排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+デュアルモーター+リチウムイオンバッテリーのプラグインハイブリッド(PHEV)
こうして見ると、(あくまでも予定の話ではありますが…)クラウン”スポーツ”という名称がついているにも関わらず、ターボ+デュアルブーストハイブリッドの設定が無いことや、これまでスポーティさを強調してきたRSグレードがあるにも関わらず、これに関してはプラグインハイブリッド(PHEV)としてラインナップするなど、なかなかこれまでのトヨタの流れや製品コンセプトと中身がマッチしていない内容に(ある意味この流れを破壊するためのモデルなのかも?)。
ところでトヨタの”RS”ってどういう意味?
ちなみにトヨタによれば、”RS”は「Runabout Sports(ランナバウト・スポーツ)」とのことで、「キビキビと自由に走れる」といった意味が込められているとのこと。
そしてホンダ・シビックやフィット、N-ONEなどにも設定されている”RS”は、「ロード・セイリング(Road Sailing)」「レーシング・スポーツ(Racing Sport)」「レーシング・スピリット(Racing Spirit)」など諸説あるようです。
新型クラウンスポーツのボディサイズや内装カラーもチェックしていこう
続いてボディサイズですが、こちらはティーザーサイトにもある通り、全長4,710mm×全幅1,880mm×全高1,560mm、ホイールベース2,770mmと特に大きな変更はなく、クラウンクロスオーバーに比べて全長-220mm/全幅+40mm/全高+20mm/ホイールベースー80mmと、ホイールベースをショート化し、更に全長も短くなっています。
ただその一方で、このクラウンスポーツはワイドトレッドということもあって、エンジンというよりも”スポーティなハンドリングやコーナリング”という点に焦点を当てているのかもしれません。
タイヤサイズについても、全幅を大きくしたことも影響してなのか、フロント・リヤ共通の235/45R21インチとかなり大きく、タイヤ銘柄はミシュラン製イー・プライマシー(MICHELIN e-PRIMACY)を装着するそうです。
※クラウンクロスオーバーの21インチタイヤは225/45R21
内装は大きく3種類(ブラック/ブラウン/フレアレッド)とのことで、この点もティーザーサイトと同じではあるものの、シート表皮やトリム部分の変更が入る可能性はあるとのこと。
新型クラウンスポーツの価格帯はどうなる?
そして最後は、やはり最も気になるであろう価格帯がどれぐらいになるのか?ということ。
現時点で具体的なグレード別価格帯は公表されていないものの、クラウンクロスオーバーのグレード別価格帯を参考にすると…
◇クラウンクロスオーバーX:[E-Four]4,350,000円
◇クラウンクロスオーバーG:[E-Four]4,750,000円
◇クラウンクロスオーバーG”Advanced”:[E-Four]5,100,000円
◇クラウンクロスオーバーG”Leather Package”:[E-Four]5,400,000円
◇クラウンクロスオーバーG”Advanced Leather Package”:[E-Four]5,700,000円
◇クラウンクロスオーバーRS:[E-Four]6,050,000円
◇クラウンクロスオーバーRS”Advanced”:[E-Four]6,400,000円
これらの価格帯から考えると、おそらくクラウンスポーツHEV Z[E-Four]は、クラウンクロスオーバーG”Advanced Leather Package”とRSの中間になり、クラウンスポーツPHEV RSが、クラウンクロスオーバーRS”Advanced”よりも高額になると予想されます。
そうなると、クラウンスポーツHEV Zが570万円~605万円の中間をとって約590万円、クラウンスポーツPHEV RSが650万円~670万円ほど(※ハリアーPHEV Zで620万円)ではないかと推測しているため、スタートプライスでも新型アルファード・ガソリンZよりも高額になりそうなところです。