ホンダ新型シビックタイプRのエンジンを搭載し400馬力までブーストアップした、アリエル新型アトム4Rを世界初公開!但し6速MTではなく6速パドルのシーケンシャルボックス

(続き)アリエル新型アトム4Rのパフォーマンスや価格帯をチェックしていこう

引き続き、アリエル新型トム4Rについてチェックしていきましょう。

公道走行時のパフォーマンスを最大限に引き出すため、アトム4に搭載されていたアイバッハとビルシュタイン製のサスペンションの代わりに、豪華なオーリンズ製スプリングダンパーやAPレーシングの4ポットキャリパーを備えたカーボンセラミックブレーキディスクを装備。

ちなみにこちらが、オーリンズ製スプリングダンパー。

そしてこちらが、APレーシング製4ポットキャリパーを備えたカーボンセラミックブレーキディスク。


車体重量は僅か567kg!足もとにはカーボンホイールを装着

あとは12種類のモードに切替え可能なABSが備わり、ブレーキと合わせて26kgの軽量化を実現した4穴式のカーボンホイールを標準装備。

なおこれだけの軽量化が施されたことで、本モデルの車体重量は僅か567kgに抑えられ、パワーウェイトレシオ比も約1.4を実現しているのは流石。

本モデルでは、トラックのスティクションを最大限に高め、F1カーのようなフロントとリアのウイングで構成されるエアロパッケージも装備するなど、まさに公道を走るレーシングカーを実現。

機能性も敢えて先進性を持たせるのではなく、あくまでも公道やサーキットでのパフォーマンスを向上させるための技術がふんだんに盛り込まれているため、走りにこだわりたい方にとっては魅力的な一台だと思います。

最後に最も気になるであろうアトム4Rの車両本体価格ですが、現地では64,950ポンド(日本円に換算して約1,180万円)とのことで、直4ターボエンジンを搭載するモデルとしてはかなり高価ではあるものの、トータルパフォーマンスとサーキットを強く意識した設計であることを考慮すると、価格帯以上の満足度を高めてくれる一台になるのではないかと期待されます。

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Reference:CARSCOOPS