ホンダ新型ZR-Vの純正ドライブレコーダーの精度ってどうなの?日中での停車&走行中のナンバーは読み取れる?不満に感じている部分もチェックしていこう
新型ZR-Vの最新ドラレコの精度や満足度は?
2023年5月に私に納車されて1か月以上が経過している、ホンダ新型ZR-V e:HEV Z[AWD]。
今回は、多くのブログ読者様よりリクエストを頂いた、ホンダ純正ドライブレコーダーの映像画質に加え、相手車両のナンバーが読み取れるレベルの精度・画質なのか?をインプレッションしていきたいと思います。
まずは日中でのドラレコ撮影をメインに見ていきたいと思いますが、私が購入したのはホンダ純正ディーラーオプションとなる「ドライブレコーダー(3カメラ)DRH-229SD+後方録画カメラ+車内録画カメラ/スマートフォン連動」で、工賃込みで88,880円。
64GBのmicro SDカード付で、フロント・リヤだけでなく、後方からフロントにかけて車内全体を撮影する3つのドラレコカメラを搭載しています。
ちなみに基本スペックは以下の通り。
駐車時録画:○〈エンジン(パワー)スイッチオフ後 約30分間+衝撃検知〉
画像サイズ:1920×1080
画角:110°(水平)×70°(垂直)〈前方・後方〉、180°(水平)×70°(垂直)〈車内〉
画素数:約200万画素
画像処理技術:HDR
常時録画(録画時間):約300分(標準モード)、約400分(長時間モード)
イベント記録
・記録時間:約20秒間〈前約12秒/後約8秒〉
・件数:20件後方車両検知録画
・記録時間:約20秒間〈前約12秒/後約8秒〉
・件数:50件記録方式:MP4(動画)/JPEG(静止画)
フレームレート:28FPS(フリッカーレス撮影機能付)
サイズ
・本体:幅約5.5×長さ約8.3×高さ約3.6cm
・カメラ(別体):幅約9.2×長さ約3.6×高さ約5.4cm自車位置記録:○(ナビ内蔵GPS機能)
スマートフォン連動(Wi-Fi接続):○
パソコン動作環境
・推奨OS:Windows 8.1/10/11
・再生ソフト:専用ビューアーソフトvia:Honda
フロントから見た純正ドライブレコーダーの映像をチェック
こちらが今回、新型ZR-Vのフロントウィンドウに装着されたホンダ純正ドライブレコーダーの映像の一部をスクリーンショットしたものになります(プライバシーのことも考慮してナンバーには意図的にボカシを入れていますので予めご了承ください)。
上の画像にもある通り、公道走行中で反対車線は信号待ちで停車している状態、左側には駐車場に停まっている商用車、そして前方には走行している車が確認できるかと思います。
この中で唯一ナンバーを読み取れたのは右側の反対車線にいるBMWのナンバープレートのみ。
それ以外は中々ピントが合わなかったり、距離や角度の問題?もあるかもしれないのですが、日中でも確実に相手車両のナンバーを読み取れるというわけではなさそう。
走行している車両、右左折してくる車両ナンバーを読み取るのも中々に難しい
特に一番わかりやすいのがこちら。
T字路で左から右折してきたホンダN-BOX Customですが、相手車両が動いていると画質にチラつきが見られたり、おまけにナンバーにボカシを入れていない状態でも、上の通りナンバーを読み取ることが難しい状態に。
一方で左側奥の駐車場に駐車している車両になると、ピンクとブラックの軽自動車のナンバーは読み取れますが、一番左の車両のナンバーは読み取れなかったため、ホンダ純正のドラレコだと日中でも読み取れる範囲は結構狭い印象に感じました(あくまでも実際に映像を見ての感想です)。
リヤカメラから見た純正ドライブレコーダーの映像をチェック
続いてはリヤカメラのドライブレコーダー映像。
後方にはトヨタ・アクア(Toyota Aqua)の姿が見られますが、この距離感だとさすがにナンバーの読み取りは不可能。
信号待ちで停車しているときのアクアがこんな感じ。
車1台分ぐらいの車間距離であれば、ナンバーの読み取りは可能ですが(ナンバーは意図的にボカシしています)、ナンバーの隣にある”ひらがな1文字”は小さすぎてギリギリ読み取れず。
そして反対車線で通過した黒いSUVのナンバープレートも、チラつきの関係で読み取ることが難しかったですが、日中でこれだけ読み取りが難しいと、夜間走行時のナンバーもハレーションやピントが合わせ辛いなどの関係で見づらいかもしれませんね。