一体なぜ?アメリカ警察がランボルギーニ・アヴェンタドールを競売に出品→しかも「現金支払い」のみ。アメリカにてマツダMX-30 EVが販売終了へ
なぜ数千万円もするスーパーカーをアメリカ警察がオークションに出品?
海外にて定期的に登場するランボルギーニやフェラーリといったスーパーカー系の競売への出品ですが、今回は極めて珍しいアメリカ警察からのスーパーカーの出品となります。
これは、アメリカ・アラバマ州モンゴメリー郡第5地区巡査事務所によって出品される2013年式のランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4(Lamborghini Aventador)とのことで、コンディションとしては抜群の個体。
出品時期は2023年8月2日(水)午前10時で、ブラックのボディカラーにブラックの内装カラーと非常にシンプルでダークな印象を持つ個体ですが、なぜアメリカ警察からアヴェンタドールが出品されるのでしょうか?
どうやら犯人から押収したモデルのようで、オークションでは「現金支払いのみ」での対応のようだ
こちらが今回、アメリカ・アラバマ州モンゴメリー郡第5地区巡査事務所によって出品されるランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4。
ボディカラーはマットブラックのように見え、足もとにはセンターロックではなく5穴タイプのデュアル5スポークアルミホイールを装着し、ブレーキキャリパーはイエローのワンポイントアクセント付き。
かなりシンプルな内容のアヴェンタドールですが、そもそも、なぜ警察がこのような車を出品するのか?が気になる所だと思います。
海外カーメディアCARSCOOPSの報道によると、どうやらこの車は2023年7月12日に犯人から押収した車なのだそう。
モンゴメリー郡のクーリエ紙が取材にて、第5地区部署のアシュトン・ヘドリック捜査官がコメントした内容を引用すると、この車を競売に出品する前の所有者は、民事判決による執行令状を満たすためにこの車を管理機関に手放したものだと説明しており、 麻薬密売人などからの押収品ではないとのこと。
しかもこのモデル、落札希望の場合は「現金支払いのみ」での対応とのことで、それ以外の支払いは受け付けないと回答しています。
現時点でどれ程の価値があるかは不明ですが、予想落札価格としては300,000ドル~350,000ドル(日本円に換算して約4,230万円~約4,940万円)と中々に高額。
ちなみにこのモデルは、アヴェンタドールシリーズとしては初期型となるLP700-4で、パワートレインは排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力700psを発揮、駆動方式は四輪駆動[AWD]のみをラインナップします。