フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)が納車されて3か月が経過!改めて日産はテレビCMでの宣伝がヘタクソだと実感…そして早くも納車後「4回目」の給油!

日産はもっと自社製品のPRに力を入れた方が良いと思うが…芸能人に商品負けしている気がする

2023年4月に私に納車されて3か月が経過した、日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)[2WD]。

気が付けば本モデルの走行距離も3,000kmを突破し、毎月1,000kmペースで走行距離を伸ばしています。

今回は、本モデルが納車されて3か月が経過しての雑感をまとめていきたいと思いますが、改めてこのモデルを所有していて思うのは、「日産はせっかく良い車を作っているのに、この車の良さをテレビCMや広告などで上手く宣伝・PRできていないんだなぁ」ということ。

具体的にどういうことなのか?私なりに感じたことをまとめていきたいと思います。


テレビCMやWEB広告の宣伝・PRが思った以上に下手くそだった日産

まず真っ先に新型セレナ(C28)を上手く宣伝出来ていないと感じたのは、そのテレビCMでの商品・機能のPRの仕方。

特に私が所有するセレナe-POWERルキシオン(C28)の場合、他グレードのHighway Starなどと比べて大きく異なる所といえば、日産のミニバンとしては初めてとなるアダプティブLEDヘッドライトや、ハンズオフ機能付きのプロパイロット(ProPilot)2.0を搭載していること。

アダプティブLEDヘッドライトについては、他の競合モデルとなるトヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)やホンダ新型ステップワゴン・スパーダプレミアムライン(Honda New STEPWGN SPADA PREMIUM LINE)でも採用されているため、中々差別化は難しいと思うのですが、プロパイロット2.0こそ一番アピールしなければならないと思うんですね。

正直、プロパイロット2.0は使ってみないとその良さがわからない…だからこそ宣伝にはより一層の工夫が必要だと思う

この機能こそ、アクセルやハンドル操作を必要とせず、おまけにフル液晶メーターやヘッドアップディスプレイでも「車両の種類(普通乗用車/トラック/バイク)」「ブラインドスポットモニターの役割」「車線の数を把握(合流車線も同様)」はもちろんのこと、プロパイロット2.0の隠れた技術力ともいえる、追い越しから走行車線へと車線移動する際、大型トラックの場合だと、しっかりと追い越して余裕を持たせてから走行車線への移動を促す等、その車種によって車線変更のタイミングを上手くアシストしてくれるので、より一層ドライバーへのサポート力の高さが伺えるかと思います。

ちなみに以下の動画は、日産公式が公開している新型セレナe-POWERのプロパイロット2.0に関するテレビCM。

以下の動画だけを見ると、まず「e-POWERモデル全般でプロパイロット2.0を使用できるの?」と勘違いを起こしますし、何よりもプロパイロット2.0でハンズオフ運転したからといって、結局「何が凄いのか」が全く伝わってこないのが正直なところ。

【セレナ】「家族でロングドライブ」篇 30秒

ちなみに以下のV37スカイラインのプロパイロット2.0も同様なのですが、テレビCMに芸能人の木村拓哉さんを起用したことにより、木村拓哉さんのインパクトがあまりにも大きいがために、プロパイロット2.0の良さが伝わってこなかったり…。

日産としては、プロパイロットの良さを伝えたいのか、それとも木村拓哉さんのパフォーマンスをPRしたいのか、イマイチコンセプトが曖昧なので、もう少し新機能をメインで紹介するようなCM作りが必要なのでは?と思ったりもします。

【企業】TVCM「もう夢じゃない」篇 30秒

折角日産は、他のミニバンでは採用していない、ドライバーの疲労を大幅に軽減するためのドライビングサポート機能を搭載しているのですから、そうすれば「どうしてセレナe-POWER LUXIONだけ車両本体価格が約480万円もするのか…」が明確になると思うんですよね。

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