ヤバいお宝が出てきた…走行距離「僅か40km」&約40年間もガレージに眠っていた日産フェアレディZ(280ZX)10周年記念モデルが競売に出品→とんでもない金額にて落札

ここまで内外装ともに新品同様の美しさをもったフェアレディZ(280ZX)は見たことが無い

アメリカ・カリフォルニア州ぺブルビーチにて、2023年8月17日~20日まで開催されたモントレー・カー・ウィーク2023では、これまで様々なスーパーカー/スポーツカー/クラシックカーが出品されましたが、今回新車並みにコンディション極上の日産フェアレディZ(Nissan Fairlady Z, 280ZX)がMecumオークションに出品され話題となりました。

今回出品された個体は、1980年にダットサンが販売した左ハンドル仕様のフェアレディZ(280ZX)で、ボディカラーは何とも珍しいレット×ブラックのデュアルトーンカラーにペイントされた10周年記念モデルとなります。

走行距離も「僅か40km」しか走られていない極上の一台ですが、一体いくらにて落札されたのかチェックしていきましょう。


何とレッド×ブラックの個体は僅か500台しか製造されなかった

こちらが今回、Mecumオークションに出品された、1980年式のダットサン・フェアレディZ(280ZX)10周年記念モデル。

こちらのモデル、オークションの説明によれば「限定3,000台のみ」製造された特別モデル。

そのうち、レッド×ブラックのデュアルトーンカラーにペイントされた個体は、更に希少な500台のみの生産だったそうで、これだけ美しくも走行距離の少ない個体は存在しないそうです。

そもそもこんなにも美しい個体が、今の今まで世に出てこなかったのも凄いことですが、どうやらオーナーが温度管理を徹底していた自宅ガレージにて約40年も長期保管していたそうで、納車されてから全く公道にて走らせなかったのかもしれません。

サイドから見ると、ロングノーズ&ショートデッキスタイルの滑らかなボディが何とも美しいですが、それ以上に塗装されたボディの美しさが40年以上前の個体とは思えないほど。

もちろん、オーナーは定期的にディーラーにて点検を行ってきたため、エンジンコンディションは問題ないとのことで、消耗品関係も可能な限り新品に交換しているそうです。

足もとは、当時のままとなる14インチホイールにグッドイヤー製ウィングフットタイヤを装着。

変更されたパーツは、バッテリーとラジエーターの2種類のみだそうですが、なぜラジエーターが交換されたかは不明。

ここまでオールレッドの内装も珍しいな…

内装はオールレッドのエレガントスタイル。

まさかフェアレディZでこんなにも刺激的な内装カラーがラインナップされていたとは…

5速MTのマニュアルシフトやシフトブーツなども全てレッドに仕上げられていますが、おそらくここまで細部に渡ってレッドに仕上げられた個体は、後にも先にも280ZXの10周年記念モデルだけではないかと考えられます。

この他にも、パワーウィンドウや電動パワーシート(運転席のみ)、純正AM/FMカセットステレオなどのオプション関係も全て装備。

2ページ目:新品同様のフェアレディZ(280ZX)の落札価格は一体いくら?