この車に乗ると路面変化に敏感になる…ホンダ新型シビックタイプR(FL5)が納車されて10か月が経過!走行距離は「4,000km」を突破→シフトフィールの変化は?

ホンダのスポーツカー品質の高さには驚かされる

2022年10月に私に納車されて10か月が経過した、フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

気が付けば本モデルの走行距離も4,000kmを突破しましたが、特にこれといった大きな不具合や故障なども無いですし、途中エンジンオイル添加剤を投入したこともあって、更にエンジンの吹き上がりも良くなりましたし、走りの気持ち良さは更に向上したように感じられます。

今回は、本モデルが納車されて10か月経過してのインプレッションに加え、「納車10か月&4,000km走行して走りの変化・違和感はあるのか?」もチェックしていきたいと思います。


納車されて10か月、走行距離4,000km突破してのシフトフィールは?

まずは、私の新型シビックタイプR(FL5)が納車されて10か月が経過し、走行距離4,000km突破してのシフトフィールについてインプレッションしていきましょう。

シフトフィールに関しては、納車直後からの”疑似シフト”のようなスコスコしたシフト変換は健在で、スムーズにシフトアップ・ダウンができるのはグッドポイント。

ただ、1速→2速にシフトアップする際のちょっとした”詰まり(引っ掛かり?)”が気になるぐらいで、それが頻繁的に起きるわけでもなく、基本的には大きな抵抗もなく軽快なシフト変更が可能。

MT初心者の私でも、まるでMT捌きが上手くなったかのようにダイレクト感を味わわせてくれるシビックタイプRのシンクロの良さはもちろんのこと、オーバーレブせずに上手く回転数を合わせてくれるレブマッチの優秀さには驚かされるばかり(その影響もあって、運転が更に楽しく感じるのも事実)。

シビックに乗った後の軽トラ(MT)のシフトフィールと自分の下手さ加減に再度驚き

ちなみに、シビックタイプR(FL5)を運転した後に、実家のダイハツ・ハイゼットトラック(Daihatsu Hijet Truck, MTモデル)でも同じ感覚でシフト捌きをすると大変なことに。

特に2速 → 1速のようなローギアのシフトダウン時には、20km/h未満まで速度を落とさないとギクシャク感が半端ないので、改めて「自分はシビックに乗らされている(操られている?)」ことを痛感。

井の中の蛙にならぬこと、自分のドライビング技術はまだまだ未熟であることを再確認できた瞬間でもありましたが、とりあえず実家の農作業の手伝いがてら積極的に軽トラの運転練習もしていこうと思えたり…。

タイヤのグリップ力は相変わらず好調!この車のお陰で路面の変化にも敏感になった気がする

続いては、本モデルが納車されて10か月が経過&走行距離4,000km突破してのタイヤの変化について。

グリップ力に関しては今のところ大きな劣化もパフォーマンス低下もなく、特に納車されてからサーキット走行なども行っていないため、カーブに差し掛かったときの外側に膨らむような違和感なども特に無し。

ただこの車に乗るようになってから、普段何気無い公道を走行していると、道路の路面の変化に敏感になったようにも感じていて、轍や凹凸はもちろんのこと、他のクルマでは”平坦な道”だと思っていたところが、シビックタイプR(FL5)で走らせると、実はちょっとした”傾斜のある上り坂”だったということにも気付けたり。

それだけシビックタイプR(FL5)に履かせているミシュラン製パイロットスポーツ4Sのタイヤの性能はもちろんですが、6速MTで一般道だと3速~4速で走らせることが多く、エンブレの効きやすい速度域だからこそ、ちょっとした上り坂でも減速する瞬間(車の変化)がダイレクトに体に伝わってくるため、普段何気なく走っていた公道でも、シビックの場合だとまた違った景色に感じられたのは大きな発見だと思っています(もちろん良い意味で)。

2ページ目:シビックタイプR(FL5)で不満に感じているポイントは?