ヤバいお宝が出てきた…走行距離「僅か40km」&約40年間もガレージに眠っていた日産フェアレディZ(280ZX)10周年記念モデルが競売に出品→とんでもない金額にて落札
(続き)走行距離「僅か40km」&約40年間もガレージに眠っていた日産フェアレディZ(280ZX)を見ていこう
引き続き、Mecumオークションに出品された1980年式・日産フェアレディZ(280ZX)10周年記念モデルを見ていきましょう。
上の画像のODOメーターを確認する限り、走行距離は僅か25マイル(40km)と全く走られていません。
納車時から25マイルのままだったのか、それとも軽く公道にて走らせての25マイルなのかは不明ですが、これだけ低走行距離の280ZXは他に存在しないのではないかと思われます。
エンジンルームも美しいですね。
パワートレインは、排気量2.8L 直列6気筒エンジンを搭載し、最高出力135hpを発揮。
現行RZ34では、スカイライン400Rと同じ排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載しますが、おそらく直列6気筒エンジンを搭載するモデルは、日産ではフェアレディZが最後かと思われます。
フェアレディZ(280ZX)10周年記念モデルの落札価格は驚きの23.1万ドル!
最後に、本モデルの落札価格は驚きの231,000ドル(日本円に換算して約3,380万円)。
フェラーリやランボルギーニのエントリーモデルが購入できる価格帯ですが、それだけ希少性が高い上、内外装が新車並みに美しく保管されていたことが大きなポイントなのだと予想されます。
この他、日産フェアレディZ(280ZX)10周年記念モデルに関する基本概要は以下の通り。
◇日産Z車誕生10周年を記念して製作
◇オドメーターは25マイルを示しています
◇3,000台の記念車のうち、2,500台はブラックとゴールドで、そのうち500台のみがレッドとブラックで生産
◇アメリカ・ダットサンディーラー1,250社すべてに、ブラックとゴールドの車2台が与えられ、総販売台数上位500社にはさらにレッドとブラックの車が与えられた
◇ジェリーレーンシボレー。ダットサン社に新車で納車され、ルイジアナ州バトン・ルージュのオーナーであるジェリー・レーンによって保管され、トップディーラーのトロフィーとして扱われた
◇販売者が購入するまで、12マイルで42年間保管されていた
◇ラジエーターとバッテリーのみ交換
◇2022年に日産工場がコロラドスプリングスZCONで最も独創的なZカーに選出
◇2022年のZCONでストック280ZXが1位
◇2022年のZCONでPeoples Choice 1位S130
◇ウィンドウステッカー
◇オリジナルのグッドイヤー・ウィングフットP195/70R14タイヤ、アメリカンタイヤが日産Zに標準装備されたのはこの時だけで、オリジナルのタイヤ保証パンフレットが付属
◇2.8L直列6気筒エンジン
◇5速オーバードライブマニュアルトランスミッション
◇オリジナルビルドカード
◇オリジナル納品前検査シート
◇元のタイトルのコピー
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Reference:Mecumオークション、motor1.com