日本に導入したばかりのBYD新型ATTO3がリコール&改善措置3連発!ベントレー・フライングスパーも車両衝突時に「後席モニターが外れる」恐れアリ

車幅灯及び尾灯が点灯する一連の作動時間が保安基準に適合しない模様

2023年1月より日本でも発表・発売されたばかりとなる、中国のピュアEVモデルでお馴染みBYD新型ATTO3ですが、早くもこのモデルの1車種・529台にリコール。

不具合内容としては、車両を解錠する際のアンサーバック機能において、点灯プログラムが不適切なため、非常点滅表示灯が作動した後に車幅灯及び尾灯が点灯する一連の作動時間が3秒を超えているとして、このため、道路運送車両の保安基準に適合しないとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、自動車型式指定申請時により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[ATTO3]
・ZAA-SC2EXSQ/LGXCE4CB6N2029617~LGXCE4CB9N2219234/令和04年06月14日~令和05年01月05日/102台

・ZAA-SC2EXSQ/LGXCE4CB1P2058476~LGXCE4CB7P2108698/令和05年03月06日~令和05年05月12日/427台

改善措置として、左ボディドメインコントローラーに入力されているプログラムを対策プログラムに更新し、販売店に入庫し、診断機により実施するリコール作業を実施するとのことです。


SOSコールが正常動作しない恐れアリ

続いても、中国の電気自動車メーカーであるBYD新型ATTO3の1車種・計414台にリコール。

不具合内容としては、事故自動緊急通報装置(SOSコール)において、車載緊急通信モジュールのプログラムが不適切なため、当該装置起動時に車両データが送信されないとこと。

そのため、道路運送車両の保安基準に適合しないとしてリコールを届け出しています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、車内調査により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[ATTO3]
・ZAA-SC2EXSQ/LGXCE4CB1P2058476~LGXCE4CB4P2087471/令和05年03月06日~令和05年04月14日/414台

改善措置としては、全車両、車載緊急通信モジュールのプログラムを対策プログラムに更新し、販売店に入庫し、診断機により実施するリコール作業を実施するとのことです。

2ページ目:3発目となるBYD新型ATTO3の改善対策とは?ベントレー・フライングスパーが車両衝突時に後席モニターが外れる恐れアリ?