もう人気無くなった?日産の新型フェアレディZ(RZ34)が大手中古車サイトにて「26台」販売中!1,000万円超えの個体は僅か1台のみ、特別仕様車Proto Specは約半分の「12台」

発売された当初は1,850万円で販売されていた新型フェアレディZ(RZ34)だが…?

2022年7月に発売されて1年2か月が経過した、日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。

本モデルが発売された当初は、業者オークションにて1,000万円以上にて取引され、更に大手中古車サイトでは、新車販売価格の約3倍となる1,850万円ほどにて転売され大きな話題となりました。

そんなフェアレディZ(RZ34)も、まだまだユーザー向けのバックオーダーは捌き切れていない状態ながら(しかも受注一旦停止は継続中)、2024年モデルの一部改良版が2023年8月1日に発表され、徐々に生産ペースをアップしているとの情報ですが、一方で大手中古車サイト・カーセンサーでは人気が少しずつなくなってきたのか、価格帯も落ち着いてきたように感じられます。


大手中古車サイトに出品されているフェアレディZ(RZ34)の出品台数は「26台」

今回は、大手中古車サイト・カーセンサーにて出品されているフェアレディZ(RZ34)の出品情報をまとめていきたいと思いますが、まず最も気になるのが2023年9月20日時点での出品台数。

台数としては「26台」で、そのうちボディカラー別での構成比を見ていくと以下の通り。

【新型フェアレディZ(RZ34)のボディカラー別構成比一覧】

◇イカズチイエロー×スーパーブラックルーフ2トーン:16台

◇ダークメタルグレー:3台

◇プリズムホワイト×スーパーブラックルーフ:3台

◇ステルスグレー×スーパーブラックルーフ:2台

◇カーマインレッド×スーパーブラックルーフ:1台

◇セイランブルー×スーパーブラックルーフ:1台

以上の通り、ダントツで多いのはフェアレディZ(RZ34)のイメージカラーにもなっているイカズチイエロー×スーパーブラックルーフ2トーンの「16台」。

何と全体の60%以上を占めていますが、その理由も出品されているグレードのほとんどが特別仕様車Proto Specだからなんですね。

Proto Specは、イエローのアクセントを標準装備し、ボディカラーもイカズチイエロー×スーパーブラックルーフの2トーンのみですし、他のグレードでもイカズチイエローを選択することが可能ですから、どうしても割合的にはイエローが多くなってしまうんですね。

グレード別での構成比をチェックしていこう

続いて、新型フェアレディZ(RZ34)のグレード別構成比をチェックしていきましょう。

【新型フェアレディZ(RZ34)のグレード別構成比一覧】

◇特別仕様車Proto Spec:12台

◇version ST:10台

◇ベースグレード:2台

◇version S:1台

◇version T:1台

以上の通り、やはり最も多かったのは特別仕様車Proto Specの「12台」。

この特別仕様車は、日本抽選限定240台のみ販売されたもので、その内の12台(5%)が中古車サイトに出品されているのはちょっと異様な光景でもありますね。

次いで2番目は、私も所有している標準車の上位グレードとなるversion STとなります。

2ページ目:新型フェアレディZ(RZ34)の中古車・新古車相場はどうなった?