三菱の新型デリカミニを約3,500km走らせての良い点と不満点。「夜間時のスライドドアスイッチが見づらい」「iTunesからインストールした曲の音量が小さい」等

早いもので、私の新型デリカミニも納車後3か月で走行距離3,500kmを突破

2023年6月に私に納車された、三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]。

今回は、本モデルが納車されて3か月が経過し、走行距離も3,500kmを越えたため、実際に普段使いしてみての良い点や不満に思っている点をいくつかご紹介していきたいと思います。

デリカミニに関しては、既に良い点や気になる点をいくつかご紹介してきましたが、やはり使えば使うほどに「更に良く感じるところ」や「今までちょっと気付けなかった不満ポイント」なども出てくるため、こういった細かなところもインプレッションしていきたいところ。

ちょっとマニアックな部分もあるかと思いますが、普段使いする上で参考になるポイントがあれば幸いです。


デリカミニのステアリングスイッチは良く考えられている

まずは新型デリカミニの良い点として、ステアリングスイッチの形状が上手く考えられていること。

これは、段差や凹凸、アーチ状など、各ボタンが特徴的な形状であることから、直感的な操作はもちろんのこと、押し間違えが少ないのが一番大きなポイント。

同じアライアンスグループで、私が他に所有する日産の新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)や、新型セレナe-POWERルキシオン(New Serena e-POWER LUXION, C28)、そして新型フェアレディZ(New Fairlady Z, RZ34)では、ステアリングスイッチの凹凸や段差はそこまで大きくなく、どちらかというと水平に近い位置となっています。

基本的なスイッチのレイアウトはデリカミニと同じなのですが、指で軽く触れたときに「これはボリューム関連のスイッチだな」「これはトラック飛ばし(戻し)のスイッチだな」ということが触感ではわからないため、この点でデリカミニのスイッチ系は上手く考えられているように感じます。

小物入れ用のトレイが思った以上に便利

続いては、デリカミニに装備されている小物入れ用のトレイが便利だということ。

助手席側に設けられたコンパクトな引き出しなのですが、私の場合だとキーパーラボ(Keeper Labo)さんの会員証入れ用として重宝していますし、マスキングテープや手帳、除菌シート、子供や妻のヘアゴムなども仮置き用として活用しています。

ちなみに助手席側のグローブボックスはこんな感じで、車検証やキーパーラボさんの会員証を仮置きすることも可能なのですが、無理してこの1か所にまとめる必要もなく、すぐに取り出したいものがあったときに、先程の引き出しトレイや、助手席側のシートアンダーに設けられた収納スペースで上手く使い分けるのも一つだと思います。

バックドアはそこまで重くない

続いてはバックドアの開け閉めについて。

以前私が所有していたホンダN-BOXや、現在所有しているトヨタ・シエンタは手動式バックドアですが、何れもドアが分厚く大きいからなのか、開け閉めするのがちょっと大変でした(特に閉める時は力が必要になるため、女性だと少し大変かも…)。

しかしながら、デリカミニはドアの厚みが薄いからなのか、意外にも開け閉めが楽というメリットがあり、軽さ的には他に所有するダイハツ新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)に近いかもしれません。

2ページ目:夜間時だと、新型デリカミニの後席電動スライドドアスイッチが見づらい?