【価格は日本円で約600万円から】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンクロスオーバーが”初”の一部改良へ!米ではインテリアを中心にアップデート…一方で日本向けはどうなる?

早いもので、新型クラウンクロスオーバーが発売されて1年以上が経過するのか…

2022年9月、新世代クラウン群第一弾として新しく発表・発売されたトヨタ新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)。

これまでのクラウンといえば、後輪駆動(FR)ベースのプラットフォームを採用したセダンというイメージが強かったのですが、2022年からは駆動方式を前輪駆動[FF]ベースのTNGA-Kプラットフォームへと大胆に変更し、更にファストバックスタイルをリフトアップすることでクロスオーバー化したことが(良くも悪くも)大きな話題となりました。

2023年に入ってからは、第二弾となる新型クラウンスポーツ(New Crown Sport)が発表され、同年12月にはFRベースの本命ともいえる新型クラウンセダン(New Crown Sedan)、そして2024年にはFFベースのクラウンエステート(New Crown Estate)が発売される予定です。

今回は、アメリカ市場向けとして販売されているクラウンクロスオーバーが2024年モデルとして初めて一部改良されることが判明しました。


主な変更ポイントはインテリア

今回、2024年モデルとして発表されたアメリカ市場向け新型クラウンクロスオーバーの変更ポイントは、インテリアアップデートがメインとのこと。

詳細についてはトヨタUSAも触れていないものの、既に完成形となっているインテリアをできるだけ維持しつつ、小規模での「ソフトタッチ素材のアップデート」を実施し、更には「XLEとLimited、そしてPlatinumの全グレードに、温かみのあるスチールカラーのアクセントトリムが追加」されることが明らかになっています。

エントリーグレードXLEでも十分贅沢な装備内容

この他において全グレードが満足度の高い装備内容を得るため、エントリーグレードXLEでも、19インチアルミホイールや遮音性を高めたフロントガラス、更にはLEDアンビエントライトを追加しているとのこと。

これにより、2023年モデルの車両本体価格+100ドル(日本円に換算して約15,000円)が加味されるとのことで、金額的に見ても満足度は高いのではないかと思います。

この他については、特に大きな変更は無いものの、アメリカ市場向けも以下の通り、エントリーグレードでも充実した装備内容なので、改めてクラウンシリーズは特別なものであることを再確認。

◇排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+デュアルモーターを組み合わせた新世代ハイブリッド(HEV)システム
・システム総出力239ps
・市街地燃費:17.9km/L
・高速道路燃費:17.4km/L
・平均燃費:17.4km/L

◇12.3インチフル液晶メーター

◇12.3インチディスプレイオーディオ

◇8way式電動パワーフロントシート&フロントシートヒーター(運転席・助手席)

◇本革巻きステアリングホイール

◇ワイヤレススマートフォン充電器

◇デュアルゾーン自動空調システム

◇HomeLink付き自動防眩バックミラー

◇Toyota Safety Sense 3.0
・フルスピードレンジダイナミックレーダークルーズコントロール
・レーントレーシングアシスト
・歩行者検知機能付きプリコリジョンシステム
・オートマチックハイビーム
・道路標識認識システム
・ステアリングアシスト付き車線逸脱警報
・ブラインドスポットモニター[BSM]
・リアクロストラフィックアラート[RCTA]

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