一体いくらになるんだ…「一番最初(No.001)」に作られたトヨタ新型GRカローラ・モリゾウエディションが競売に出品へ!なお中古車サイトでも転売されているようだ

まさかシリアルナンバー「001」のGRカローラ・モリゾウエディションがオークションに出品されるとは…

トヨタ・カローラ(Toyota New Corolla)をベースにしたハイパフォーマンスモデルの新型GRカローラ(Toyota New GR Corolla)。

日本国内では、抽選限定200台でRZグレードが販売され、5ドア&2シーターレイアウトのモリゾウエディション(Morizo Edition)に関しては抽選限定70台のみ販売され大きな話題となりました。

このモリゾウエディションは、アメリカ市場でも200台のみ限定で販売されたわけですが、その中で記念すべき「1台目に生産・登録」されたシリアルナンバー「001」の個体がチャリティオークションに出品されることが明らかとなりました。


ボディカラーは特別なマットスティールで、日本仕様同様に5ドア&2シーターレイアウト

こちらが今回、アメリカのチャリティオークションに出品される新型GRカローラ・モリゾウエディション。

アメリカ最大の販売店となるロンゴトヨタに納車された記念すべき「アメリカ第一号」で、シリアルナンバーも「001/200」と超希少。

本モデルのオークション収益金は、エルモンテスクールとビジョン・トゥ・ラーンという慈善団体に寄付される予定ですが、こういったチャリティオークションともなると、到底理解できないような金額にて落札されるケースが多いため、もしかすると新車価格の10倍以上にて落札されるかもしれません。

個人的に気になっていた寄付先はどういった慈善団体なの?

ちなみに、今回のオークションの収益金が寄付されるエルモンテスクールというのは、約15,000人の生徒にサービスを提供するところで、エルモンテ市学区とエルモンテユニオンに、ロサンゼルス郡東部にて20以上の異なる言語的背景を持つとのこと。

収益金については、学生向けのSTEAMラボとメーカースペースの作成のために寄付されるとのことですが、どのような経緯でロンゴトヨタと慈善団体がつながりを持ったかまでは不明。

ただロンゴトヨタのゼネラルマネージャーによれば、「ロンゴトヨタは、長年にわたり私たちのコミュニティを誇りに思っており、この記念碑的な車両の販売収益を100%コミュニティに還元し、エルモンテの学生たちに貢献できることに興奮しています」と語っていることから、もしかすると以前から特別な理由で良好な関係性を築いていたのかもしれません。

話は大きく逸れてしまいましたが、改めてGRカローラ・モリゾウエディションについてチェックしていきましょう。

本モデルは、従来のGRカローラと比べて、ライトウェイトボディでありながら、短いディファレンシャルギヤを備えた専用のクロスレシオ・インテリジェント・マニュアルトランスミッションなど、パフォーマンスを重視したアップグレードモデルでもあります。

パワートレインは、GRヤリスと同じ排気量1.6L 直列3気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力300hp/最大トルク370Nm → 400Nmへとトルクアップしています。

シリアルナンバーには「LITEMID PRODUCTION 001 OF 200」の表記

ちなみにこちらがシリアルナンバー。

確かに「2023 LIMITED PRODUCTION 001 OF 200」と表記されていますね。

最近では「〇〇台のうちの1台(1 di 〇〇)」という形で、所有するオーナー一人ひとりが特別であることを示すために、敢えてナンバリングされていないシリアルを表記することが多いのですが、モリゾウエディションに関してはしっかりとナンバリングされているようですね。

なおアメリカでは、200台生産する計画で、その内181台が販売されたとのことですが、どうやらトヨタ広報のよれば、200台の内4台はユーザー向けに販売できない個体とのことで、その内の1台が今回のチャリティオークション用の個体なのかもしれません(それでも残り15台は売れたのか売れていないのか気になりますが…)。

なお、このモデルがオークションに出品される期間は、2023年10月18日~10月24日までで、予想落札価格は日本円に換算して1億円を超えるかもしれないとのことです。

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