【価格は日本円で約630万円から】(2024年)一部改良版・インフィニティ(日産)新型QX50が発売スタート!変更点はボディカラーのみだが、材料費等の高騰で価格アップ

日産だけでなく、プレミアムブランドのインフィニティも材料費・物流費高騰の影響を受けているようだ

日産の北米ブランドでお馴染みとなるインフィニティが、2024年モデルとなる一部改良版・新型QX50を発表・発売しました。

今回の一部改良では、新色としてブラックカラーのオブシディアンを上位グレードのみに設定し、材料費や物流費の高騰により、車両本体価格も2023年モデルに比べて+550ドル(日本円に換算して約8.2万円)ほど高くなることが明らかとなっています。

2017年に2代目としてデビューしたQX50も、そろそろ6年が経過するわけですが、3代目としてフルモデルチェンジの準備が進められていても不思議ではないですし、今回の一部改良が最後?かもしれません。


(2024年)QX50のグレード構成は大きく5種類

早速、一部改良版・新型QX50についてチェックしていきましょう。

マイナーチェンジなどによる変更ではないため、内外装の大きな変更はありませんが、グレード構成としては以下の通り5種類で、上位グレードのAutograph以外は、前輪駆動[2WD]/四輪駆動[4WD]の2種類をラインナップします。

【(2024年)新型QX50のグレード構成一覧】

◇QX50 Pure[2WD/4WD]

◇QX50 Luxe[2WD/4WD]

◇QX50 Sport[2WD/4WD]

◇QX50 Sensory[2WD/4WD]

◇QX50 Autograph[4WD]

ちなみに上の一覧より、上位グレードとなるSensory/Autographの2種類に新色となるオブシディアンが追加設定されます。

パワートレインは、排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力272ps/最大トルク380Nmを発揮、トランスミッションはCVTのみを搭載します。

あとプラットフォームについては、日産の新型エクストレイル(Nissan New X-Trail, T33)同様にCMF-CDプラットフォームがベースとなっていて、ボディサイズは全長4,695mm×全幅1,900mm×全高1,680mm、ホイールベース2,800mmとワイド&ロースタイル。

グレード別による主要装備をチェック

ここからは、グレード別による主要装備をチェックしていきましょう。

まずはエントリーグレードPureの主要装備は以下の通り。

◇ワイヤレスApple CarPlay

◇プロパイロット(ProPilot)

◇19インチのアルミホイール(シルバー塗装) 他

上記はあくまでも一部ですが、やはりインフィニティクラスになると、エントリーグレードでもプロパイロットは標準装備になるようです。

続いてLuxeグレードの主要装備は…

◇Pureの装備内容を追加

◇パノラマムーンルーフ

◇フロントシートヒーター

◇電動パワーバックドア(モーション作動式)

◇本革シート 他

2ページ目:2024年モデルのQX50は、2023年モデルに比べてどれだけ値上げした?