トヨタじゃないぞ!マイナーチェンジ版・(印)タタ新型ハリアー/サファリが世界初公開!テールランプはレクサス新型NX風だが、内装は豪華で先進的に
車名は色々な意味で話題になりそうだが、商品力はかなり高そうだ
インドの大手自動車メーカーでお馴染みとなるタタ・モータースが、売れ筋のミドルサイズSUVモデルとなるハリアー(Tata New Harrier)とサファリ(New Safari)をマイナーチェンジ。
両モデルとも、インド市場向けの主力モデルになりますが、「ハリアー」と聞くとトヨタのミドルサイズSUVをイメージしがち。
しかしながら、そのデザインはトヨタ・ハリアーと大きく異なるデザインで、更に今回のマイナーチェンジで一気に商品力をアップしているようです。
ちなみにタタは、イギリスのジャガーランドローバーや、韓国のタタ大宇、スペインのタタ・イスパノなどを傘下に持ち、更にフィアットやカミンズ、マルコポーロなどの企業と合弁事業を行なっている、1945年に設立してもうすぐ80年を迎える老舗企業でもあります。
マイナーチェンジ版・タタ新型ハリアー/サファリのエクステリアを見ていこう
早速、マイナーチェンジ版・タタ新型ハリアーのエクステリアからチェックしていきましょう。
2019年に発売されて4年を迎えたタイミングでのマイナーチェンジとなりますが、今回の大幅改良により、日産ジューク(Nissan Juke)風の顔つきからプジョー風の顔つきへと刷新。
特にフロントマスクにおいては、Curvvコンセプトによって導入されたタタの最新デザイン言語を採用しています。
フロントアッパーグリル上部には、センター直結式のLEDデイタイムランニングライトが設けられ、その直下には独立式のLEDヘッドライトとLEDフォグランプらしきものが確認できますね。
真正面から見るとこんな感じ。
フロントグリルパターンはまさにプジョー風のドット柄ですが、どことなく韓国の自動車メーカー・起亜のデザイン言語にも近かったり。
ちなみにグレードによっては、バイLEDヘッドライトや電動パワーテールゲート、19インチアルミホイール、左右独立温度調整エアコン、Harmanオーディオシステム(13スピーカー)、アダプティブクルーズコントロール、および7つのエアバッグが装備されるとのこと。
テールランプはレクサス新型NX風
こちらはリヤビュー。
テールランプは、センター直結の一文字に加え、両サイドにはL字型を採用した3灯式ですが、どことなくレクサス新型NX/LX風にも見えたり…
ボディスタイル自体は大きな変化は無く、しかし足もとのアルミホイール意匠はスポーティにアップグレード。
あとはリヤテールゲートの中央下部に”HARRIER”のレタリングバッジが貼付されていますね。
参考までに、こちらが新型NXのリヤテールランプ。
新型サファリは、ボディカラーのインパクトもあってランドローバー感が強め
そしてこちらが新型サファリのエクステリア。
一見して、新型ハリアーとの大きな違いは無さそうに思えますが、両車で大きく異なるのはシートレイアウト。
ハリアーは2列5人乗りのシートレイアウトのみをラインナップしますが、サファリは3列6人乗りと3列7人乗りの2種類をラインナップするため、使い勝手も大きく異なってきます。
改めてフロントマスクを見ていくと、全体的に見ればハリアーとの違いは無さそうにも見えますが、フロントのドット柄グリルやフロントスキッドプレートなど、意外にも異なる部分が多かったりもしますし、どことなくランドローバー新型レンジローバー(Land Rover New Range Rover)っぽい雰囲気もあったり…
こちらはリヤクォータービュー。
リヤエンドの”SAFARI”以外は特に大きな違いは無さそうですが、足もとのアルミホイール意匠は全くの別物になります。