やっぱりポンコツ?ホンダ新型シビックタイプR(FL5)のOTAアップデートを実施→ブラックアウト連発で更新できず…納車後「通算13回目」となる給油・燃費記録もチェック

自分自身でソフトウェア更新できることが、OTAアップデート最大のメリットだと思うのだが…

前回のブログにて、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)のHonda CONNECT 9インチディスプレイオーディオを対象に、以下のOTAアップデートに関するプレスリリースが公開されました。

・ナビアプリ使用中に自車の位置が正しく表示されなくなってしまう事象

・ナビアプリで地図が表示されない事象(道路地図が表示されずに白い背景、もしくは黒い背景が表示される)

・ナビアプリの目的地検索を実施時に画面がフリーズしてしまい、動かなくなる事象

・その他、軽微なバグ修正

OTAアップデートのメリットは、ホンダディーラーに直接車を持ち込む必要がなく、ユーザー自身でソフトウェア更新が可能だということ。

既にトヨタやテスラなどでも実施しているサービスなので、システムプログラムのバグ修正に関するソフトウェア更新であれば、OTAアップデートで対処できることから、リコールの一環としても活用されるのは便利。

今回、私のシビックタイプR(FL5)もアップデートの対象に含まれていたので、ホンダ初のOTAアップデートを実施しようと思ったのですが、まさかの不具合?によりアップデートできないというトラブルが発生しています。


シビックタイプR(FL5)のシステムアップデート開始!

早速、私の新型シビックタイプR(FL5)のシステムアップデートを行っていきましょう。

エンジン始動後、ディスプレイオーディオのメニュー画面から「システムアップデート」のアプリを見てみると、「!」マークのアイコンが確認できるかと思います。

この「システムアップデート」をタッチしていくと…?

上の画像の通り、「ステップ1~2」はなぜか飛ばされて、「ステップ3/6 運転中にダウンロードを行うと、ネットワーク接続切断される場合があります。」の記載とともに、「ダウンロードを行っています」のインジケーターが確認できます。

ステップ3のダウンロード完了後、「準備完了後、アップデートを開始します。」と表示が切り替わり…

続いて、「ステップ5/6 システムアップデートの準備ができました。」と表示が切り替わり、「システムの機能の一部が制限される場合や、システムが再起動する場合があります。…アップデートの推定時間 1分…」など、システムアップデートに関する詳細が記載されていますので、これらをスクロールして確認したのちに、「今すぐアップデート(システムが再起動する場合があります)」をタッチします。

その後、「自動アップデート 自動アップデート機能を有効にすると、次回以降のシステムアップデートはパワーモードがOFFモード時に実行されます。アップデート結果は次回乗車時に通知されます。アップデートの詳細は「設定」メニューの「アップデート履歴」からご確認いただくことが可能です。本機能を有効にしていても…」と長々と記載されているので、文章の中身を確認した後に「OK」をタッチします。

ソフトウェア更新スタート!

「ステップ6/6 アップデート中は機能が制限される場合があります。」へと切り替わり、アップデートのインジケーターが確認できるかと思いますが、これが走行中になると「この機能は走行中はご利用できません。」に切り替わるため注意してください。

遂にアップデート完了…かと思いきや?

アップデートがようやく開始し、インジケーターがMAXになったところでようやくアップデート完了?かと思いきや、何とここでトラブル?

Honda CONNECTディスプレイオーディオが突如としてブラックアウトする問題が発生。

上の画像でも確認できますが、運転席の10.25インチフル液晶メーターは起動していて、音楽も再生されていますし、音楽の変更・音量もステアリングスイッチにて操作可能なのですが、ディスプレイオーディオがブラックアウトしたままなので何も操作できず…

ちなみにこのあと、約15分ほど待機しても何も起こらず、再びエンジンを始動してディスプレイオーディオが起動するのですが、再びシステムアップデートを開始するなど、振り出しに戻る状態に。

結局必ずブラックアウトするために、何度試してもアップデートは完了できず

パーキングブレーキがONになっている状態で実施しても同じようにブラックアウトを繰り返すため、結果的にOTAアップデートが完了しないまま終わったわけですが、まさかここまで手こずるとは…

近日中に再挑戦してみようと思いますが、2023年11月30日以降にはZR-V/フィット4を対象としたディスプレイオーディオのOTAアップデートが配信される予定ですし、シビックタイプR(FL5)と同じようなブラックアウト問題にならないことを祈るばかりです。

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