遂に来た!ホンダ新型シビックタイプR(FL5)のディスプレイオーディオナビに初OTAアップデート!ディーラーに行かなくともその場でソフトウェア更新可能に
新型シビックタイプR(FL5)が発売されて1年2か月が経過し、待望の初OTAアップデート!
2022年9月に発表・発売されて1年2か月が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。
前回のブログにて、本モデルのHonda CONNECTディスプレイオーディオナビにて頻繁的に発生していた不具合やエラーを修正するソフトウェアが配信される?との噂が浮上していましたが、遂にメーカー公式より配信スタートとなりました。
今回のソフトウェア更新については、これまで実際にディーラーに車両を持ち込み、事前にメーカーからディーラーへと配信されたプログラムを転送する作業が必要でしたが、そういったディーラーへの持ち込みが一切必要なく、ユーザー自身でアップデートが可能になったのは大きなポイントだと思います。
今回のOTAアップデート内容と対象モデルは?
早速、今回のOTAアップデートの対象モデル(製造月)と、どのようなソフトウェア更新が実施されるのかチェックしていきましょう。
【新型シビックタイプR(FL5)Honda CONNECTディスプレイオーディオOTAアップデート一覧】
配信対象車両:シビックタイプR(2023年モデル)
※2022年5月~2023年6月生産分まで更新ソフト配信開始日:2023年11月9日(木)
配信タイトル:システムアップデート_UR101
更新後バージョン:77CA-0055-221
更新目安時間:約6分
※アップデート後にHonda CONNECT ディスプレーの再起動等を行いますので、ソフトウェアのダウンロードから再起動まで含めると約6分程度必要です主な変更内容:Honda CONNECT ディスプレーを使用中、特定の条件が揃うことで発生する下記事象について、ソフトウェアの修正を実施
・ナビアプリ使用中に自車の位置が正しく表示されなくなってしまう事象
・ナビアプリで地図が表示されない事象(道路地図が表示されずに白い背景、もしくは黒い背景が表示される)
・ナビアプリの目的地検索を実施時に画面がフリーズしてしまい、動かなくなる事象
・その他、軽微なバグ修正
via:Honda
ソフトウェア更新内容は以上の通りとなります。
主な変更内容には、「自車位置が正しく表示されない(GPSロスト?)」や「地図が表示されないようなブラックアウト」なども対象になっていますが、自車位置に関しては、特に高速道路において下道と混在するようなルートでは、「高速道路を走行しているにも関わらず、なぜか下道のルートを案内する」といった問題も起きていましたから、この問題も含めて無事に解決することを祈りたいところ。
OTAアップデートはシビックタイプR(FL5)だけでなく、他モデルにも展開してほしい
なお、この自車位置が正しく表示しないという不具合は、私が他に所有する新型ステップワゴン(New STEPWGN)や新型ZR-Vでも同様の症状が発生しているので、早期的にも他モデルを対象としたOTAアップデートを展開してほしいところですね。
もちろん、他にHonda CONNECTディスプレイオーディオを搭載するヴェゼル(New VEZEL)やフィット4(New FIT4)も同様で、これらも過去に所有していましたが、頻繁的に自車位置がズレたりブラックアウトも発生していました。
あとは、2023年10月より発売された新型N-BOX/N-BOX Customに関しても、まだ発売されたばかりで不具合やエラーなどの報告は出ていないものの、仮にそういった不具合が出るのであれば、こちらも早期的な対応に期待したいところですね。