【価格は726.1万円から】(2024年)一部改良版・トヨタ新型MIRAIが2023年12月1日に発表!フル液晶メーター搭載ながらも、ハイパフォーマンスグレードの設定は無し
2代目ミライも2020年にデビューして3年が経過する
2023年12月1日、トヨタの燃料電池車(FCEV)でお馴染みとなるMIRAIが一部改良版として発表され、同月18日に発売されることが明らかとなりました。
今回の一部改良では、内外装デザインの大きな変化は特に無いものの、予防安全装備の強化に加え、他のラインナップモデルでも採用されているフル液晶メーターが搭載されるようになりました。
トヨタの主力ラインナップモデルの多くが、最近の新車・新型車のトレンド/ベースになりつつあるフル液晶メーターへとアップデートされていますが、その一方で車両本体価格も一部グレードに限り10万円以上高くなっているのも事実。
果たしてどのような仕上がりとなっているのかチェックしていきましょう。
(2024年)新型MIRAIの変更・改良内容を見ていきましょう
こちらが今回、一部改良版として発表された新型MIRAIのエクステリア。
基本的にエクステリアデザインの変更は無く、予防安全装備のアップデートやメーターデザインのアップデートがメインとなっています。
具体的な変更・改良ポイントは以下の通り。
◇先行車やカーブに対しての減速支援とステアリングの支援を行うプロアクティブドライビングアシストをはじめとする最新の「トヨタセーフティセンス」を搭載し安全装備を充実
◇トヨタチームメイト[アドバンストドライブ(渋滞時支援)]、[アドバンストパーク(リモート付)]を設定し、高速道路渋滞時一定条件下*での運転負荷軽減や、安全安心な駐車支援を実現
◇12.3インチTFTカラーメーターの採用を拡大し視認性を向上させるとともに、全64色の室内イルミネーションを採用
◇ドライブレコーダー、専用のスマートフォンアプリでスマートフォンを携帯していれば画面操作なしでドアのロック、アンロック、エンジンスタートができるデジタルキーをオプション設定 など
少し期待されたスポーツグレードは設定無し
なお今回の一部改良で、若干期待されていたスポーツグレードの設定は無し。
このスポーツグレードというのは、2023年11月11日に富士スピードウェイにて開催された「ENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE 第7戦 S耐ファイナル 富士4時間レース with フジニックフェス」にて、MIRAIをベースにしたミライスポーツコンセプト。
コンセプトモデルとして発表されたのは1号機と2号機の2種類で、1号機は車高を40mmほどローダウンし、ボンネットやトランク、リアスポイラーをカーボンパーツに交換した仕様でした。
一方で2号機の方は、さらに20mm(つまりー60mm)車高をローダウンさせて、リアはGTウイングを装備することでダウンフォースをアップし、1号機よりもスポーティさを増した仕様とハードコア仕様となります。
ちなみに内装については、ほとんどカスタマイズされていないとのことですが、シートはGRカローラの骨格を使用しつつ、ヘッドレストなど表皮を張り替えるといったカスマイズや、ステアリングとシフトノブは、ディンプルタイプのレザーに貼り替えられるなど質感を高めるような内容となっています。