(欧)トヨタ新型ランドクルーザー250が2023年12月5日より先行予約スタート!更にマイルドハイブリッドを採用した新型ハイラックス”無敵”も登場!

欧州でもランドクルーザー250ファーストエディションが登場!

2023年12月5日より、欧州トヨタが新型ランドクルーザー250(Toyota New Land Cruiser 250)の先行予約を開始しました。

今回欧州市場向けとして予約を開始したランドクルーザー250ですが、日本市場でも販売予定となっている初回特別仕様車のファーストエディションをはじめ、プレステージ(PreStage)グレードやエグゼクティブ(Executive)グレードといった複数のグレードをラインナップ。

ユーザー向けの納車開始時期は、2024年秋頃を予定しているとのことですが、案の定日本向けは後回しとなっています。

更に欧州市場向けのハイラックスに、よりアシスト力を高めるハイパフォーマンス仕様のマイルドハイブリッド(MHV)グレードが追加されることが明らかとなりました。

早速両車の詳細についてチェックしていきましょう。


欧州市場向けランドクルーザー250を見ていこう

まずは欧州市場向けランドクルーザー250から見ていきましょう。

上の画像は初回限定&特別仕様車となるファーストエディションで、丸目を使ったヘッドライトが印象的ですが、日本市場向けも丸目ヘッドライトのみがファーストエディションとなるのかは不明。

今回のモデルは、初代トヨタBJの発売から70年以上の時を経て、ランドクルーザー250が原点回帰し、どんなに過酷な条件であっても「目的地まで向かい、安心して生きて帰って来られる車」の本質を追求した一台となっています。

プラットフォームは、ランドクルーザー300やレクサスLX600にも採用されている伝統的なボディオンフレーム構造をベースとしたTNGA-Fプラットフォーム。

これはオフロード性能の大幅な向上の基礎となり、全体の剛性が30%、フレーム剛性が50%向上していて、更に応答性やハンドリング性能、乗り心地が向上し、新世代のサスペンションを採用したことでホイールの関節動作が向上しています。

グレードによって18インチ or 20インチアルミホイールを装備

スタイリングにおいては、より困難な坂道にも挑戦できるよう、またランドクルーザーとして初めて電動パワーステアリングを採用し、悪路走行時のキックバックを軽減することで、スムーズでダイレクトな走りと軽快な操縦性を実現しているとのこと。

機能性においては、クロールコントロールや電子ロッキング・ディファレンシャル、マルチテレインモニターとパノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能付き)の組合せにより、本格的なオフロードパフォーマンスを実現しています。

ちなみに足元のアルミホイールは、エントリーグレード・プレステージが18インチアルミホイール、上位グレード・エグゼクティブが20インチアルミホイール、そして特別仕様車ファーストエディションが18インチの専用アルミホイールを標準装備。

ファーストエディションでは、ホワイトルーフのバイトーンカラーを設定

旧世代のランドクルーザーを彷彿とさせるアイコニックな丸目のLEDデイライトとBi-Beam LEDヘッドライトの組合せもトヨタらしいレイアウトですが、LEDデイライト上部のサテンシルバー仕上げと思われる水平のガーニッシュには、”Land Cruiser”のエンボス加工付となるロゴも加味されているんですね。

あと、こうしたクラシカルな丸目を採用したデザインがファーストエディションの一番の特徴であり、ホワイトルーフのバイトーンカラーを用いたサンドカラーと、スモーキーブルー×ホワイトルーフバイトーンもラインナップ。

インテリアは、オフロードモデルとは思えないほどにラグジュアリー

続いてインテリアも見ていきましょう。

カスタマイズ可能な12.3インチフル液晶メーターと、最新のインフォテインメントシステムを備えた12.3インチディスプレイオーディオを標準装備。

更に10スピーカーオーディオシステムや、シートヒーター&シートベンチレーション機能など、様々な快適性能も充実。

上位グレードのエグゼクティブになると、デジタルインナーミラーや14スピーカーのプレミアムJBLオーディオパッケージ、ヘッドアップディスプレイ(HUD)が標準装備されます。

予防安全装備Toyota Safety Senseも、もちろん最新世代を採用していて、アクティブセーフティおよび運転支援システムに加えて、フロントクロストラフィックアラート[FCTA]、ブラインドスポットモニター[BSM]も標準装備。

欧州市場向けは全3グレードをラインナップ!まずは直4ディーゼルターボのみ

そしてここからが最も気になるグレード構成ですが、欧州市場向けにおいては、プレステージグレード/エグゼクティブグレード/特別仕様車ファーストエディションの3種類がラインナップされる予定です。

これらのグレードにおいては、初回の先行予約のみ、2列5人乗りと3列7人乗りから選択可能だそうで、駆動方式は四輪駆動[4WD]のみ。

パワートレインについては、排気量2.8L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力204hpを発揮、トランスミッションは8速ダイレクトシフトAT、最大けん引力は3,500kg。

そして2025年には、上記のディーゼルエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムが加味されたグレードが追加される予定です。

2ページ目:48V MHVを搭載した新型ハイラックス”無敵”とは?