3台全て一人のオーナーが所有?!ラ・フェラーリとランボルギーニ・チェンテナリオロードスター、フォードGTが一挙に競売へ!なお全て時価億越え
2024年一発目にとんでもないオークションが開催されるようだ
2024年1月、フランス・パリにて開催されるRMサザビーズオークションにて、3台のスーパーカー/ハイパーカーが出品されることが判明。
海外カーメディアの報道によると、これら3台全て一人のオーナーが所有していたものとのことですが(真偽は不明)、いずれも中古車市場やオークション市場では億超えの限定車。
果たしてどのような仕様なのか?予想落札価格はいくらなのかチェックしていきましょう。
走行距離僅か「11km」のほぼ新車となるラ・フェラーリ
まずはフェラーリが世界限定499台+1台のみ生産した、究極のスペチアーレモデルとなるラ・フェラーリ(LaFerrari)。
2013年にスイス・ジュネーブモーターショーにて発表されてから10年が経過したモデルですが、10年経過した今でも全く色褪せず、フェラーリのラインナップモデルとは一線を画すスペシャリティな一台。
芸能人/著名人では、クリスティアーノ・ロナウド氏や、ラッパーのドレイク氏、実業家のドウェイン・ジョンソン氏やゴードン・ラムゼイ氏、歌手のジャスティン・ビーバー氏も所有していたことで有名で、日本人オーナーだと実業家でavex会長の松浦勝人 氏も所有しています。
新車販売価格は、日本円で約1.5億円ほどと云われていましたが、中古車市場やオークション市場では3倍近くとなる4億円~5億円にて取引されることが多くなりました。
今回出品される個体は、車台番号が「ZFF76ZHB000214219」で、2016年に製造・出荷された1台で、走行距離は僅か11km(6.8マイル)。
つまり納車されてから1度も公道にて走らせていない「ほぼ新車」ということになりますが、おそらくはオーナーのガレージにて大事に保管されていた個体なのだと推測。
ボディカラーはビアンコ系のホワイトで、トップルーフはカーボンブラックに設定されたちょっと特殊な仕様。
パワートレインは、排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジン+HY-KERSシステムを採用することで、システム総出力963psを発揮、0-100km/hの加速時間は僅か2.6秒、最高時速は352km/hにまで到達します。
車内はシンプルなブラックを基調としながらも、レッドのパイピングが加味されたデュアルトーンタイプ。
シートはアルカンターラ素材で、ブラックのオーナメントパネル系はほぼカーボンを使用しているそうです。
予想落札価格は約7.6億円?!
ヘッドレストのプランシングホースの刺繍もレッドに仕上げられ、シートベルトも刺激的なレッドを設定。
ちなみにこのモデル、予想落札価格は3,700,000ユーロ~4,800,000ユーロ(日本円に換算して約5.8億円~約7.6億円)と超高額。
まさに天井知らずともいえるラ・フェラーリのオークション相場ですが、果たしていくらにて落札されるのか気になる一台です。