トヨタ・タンドラで160万km以上(地球40周分)走らせた男が、新たに乗り換えた別のタンドラで「約145万km」走らせていたことが発覚!月あたり1万km以上は朝飯前

一人の男が2台のタンドラで累計300万km(地球 約75周分)走らせるだけでも、トヨタにとっては凄いプロモーションになりそうだ

アメリカのフルサイズピックアップトラックでお馴染みとなるタンドラ(Toyota Tundra)。

道幅の広いアメリカでは幅広いユーザーから愛されている一台で、プライベート用だけでなく、商用として活用されているモデルですが、このタンドラを約160万km走らせた男をご存じでしょうか。

これは2016年7月に海外カーメディアMotor Trendにて公開された記事で、アメリカ人オーナーのビクター・シェパードという男性が、当時排気量4.7L V型8気筒エンジンを搭載した2007年式のタンドラSR5ダブルキャブで、100万マイル(約160万km)走らせたというもの。

地球1周が約4万kmなので、約40周分走らせたことになりますが、何とこの後に新たに購入(乗り換え?)した2014年型のタンドラSR5ダブルキャブでも、ぐんぐんと走行距離を伸ばしていることが明らかとなりました。


所有期間10年未満で「150万km」近くまで走らせた2014年式タンドラ

こちらが、ビクター・シェパード氏が2台目に新たに購入したという2014年式のトヨタ・タンドラSR5ダブルキャブ。

厳密には、以前所有していた160万km走らせた2007年式のタンドラから、2016年式の限定タンドラ・クルーキャブへと乗り換えているわけですが、この個体はプライベート用として活用。

そして今回、話題になっている2014年式のタンドラSR5ダブルキャブは、主に仕事用として活用しているとのことで、現時点では2014年式と2016年式のタンドラを所有していることになります(相当なタンドラ好きなんだな)。

年間での走行距離は10万km以上…その間の目立った故障やトラブルはほとんど無し

パワートレインは、前回の2007年式よりも更にパワーアップした排気量5.7L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載。

所有期間は10年未満ではあるものの、それでも年間10万km以上(月に換算する8,300km以上)走らせていることになるため、立派な過走行車ではありますが、これだけ酷使していても「目立った故障やトラブルがなかった」というのがトヨタの凄いところ。

2014年式のタンドラでは「138万km」でオルタネーターとトランスミッションを交換

ちなみに、ビクター・シェパード氏が過去に所有していた2007年式のタンドラでは、定期的なエンジンのメンテナンスとトランスミッションの修理以外、特にこれといった大掛かりな修理・修復などは行っていなかったそうですが、2014年式の現在乗っているタンドラでは、定期的なエンジンメンテナンスに加えて、オルタネーターとトランスミッションも交換済とコメント。

走行距離にすると、780,000マイル(約125.5万km)で新品のトランスミッションに交換する予定でしたが、「修理するまでに長時間待たされてうんざり」したために、その日はトランスミッションを持ち帰り、更に80,000マイル(約12.9万km)走らせてから、工場に再びトランスミッションを持ち込んで修理依頼を出したそうです。

何とも桁数がぶっ飛んでいるので感覚がおかしくなりそうですが、彼からすると10万km走行はまだまだ慣らし走行レベルなのだと考えられ、「車はたくさん走らせてナンボ」という考えなのかもしれませんね(個人的にこの考えは大好き)。

2ページ目:2台目の100万マイル到達は2024年内に可能?!車内の故障は?