日本人オーナーにも納車されているランボルギーニ新型カウンタックLPI 800-4の競売&中古車販売まとめ!2023年は最低でも3台が転売され、日本でも約4億円で売られたようだ

2024-01-06

新型カウンタックLPI 800-4は世界限定112台のみ販売されたが、その内の約1割が既に転売されている模様

ランボルギーニが世界限定112台のみ販売したという新型カウンタック(Lamborghini New Countach LPI 800-4)。

ベースとなるモデルは、ランボルギーニが世界限定63台のみ販売したシアンFKP37(Sian)で、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジン+スーパーキャパシター技術によるマイルドハイブリッドを採用することにより、システム総出力814psを発揮します。

本モデルは、2022年1月25日に発表されたと当時に即完売し、112名の選ばしVIPオーナーの元へと納車されたかと思いますが、その内の約1割が既にオークションや中古車市場にて転売されているとの情報もあるようです。


2023年には、最低でも3台の新型カウンタックが転売されている

日本にも10台以上の新型カウンタックが納車されていますが、2023年には世界で少なからず3台以上の個体がオークションや中古車市場にて転売されているとのことですが、当ブログでもご紹介した新型カウンタックの仕様と売却・出品情報をまとめて見ていきましょう。

初代カウンタックL112を彷彿とさせるイエローカラーの新型カウンタック

まずは、2023年3月に海外中古車サイトCraigslistにて販売された新型カウンタックLPI 800-4。

販売元は、アメリカ・カリフォルニア州のポモナ・フリーウェイのすぐ近くにあるグランド・アベニュー近辺のショップですが、撮影場所は詳細不明の地下駐車場か屋内駐車場。

ボディカラーは、初代カウンタックのプロトタイプモデルL112を彷彿とさせるイエローカラー(Giallo系)で、走行距離は僅か60マイル(約96km)であることから、最初から転売目的で購入した可能性が高そう。

とはいっても、本モデルを購入したユーザーはランボルギーニが定めた上位顧客にのみ振り分けられるとの噂もありますし、もしかすると納車直後の試乗で直感的に「これじゃない」という理由から手放したのかもしれません。

フロントボンネット内にはランボルギーニCEOの直筆サイン入り

そしてこのモデルの一番の特徴が、フロントフードボンネットを開けたときに、ランボルギーニCEOであるステファン・ヴィンケルマン氏の直筆サインと、納車日である2022年12月14日が記載されていること。

このサインだけでもプレミア価値が付きそうですが、左下の新型カウンタックのサイドフォルムも最初から付帯されているものなのかは不明。

ちなみにこのモデル、当時Craigslistでの販売価格は3,800,000ドル(日本円に換算して約5.5億円)とのことで、イタリア現地での新車販売価格が2,400,000ユーロ(日本円に換算して約3.8億円)だったことを考えると、約1.5倍にも満たない転売価格ではあるものの、ここにオプション費用や諸費用分などを考慮すると4億円~5億円になるでしょうから、そこまで大幅な利益は得られない?のかもしれません。

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