日本人オーナーにも納車されているランボルギーニ新型カウンタックLPI 800-4の競売&中古車販売まとめ!2023年は最低でも3台が転売され、日本でも約4億円で売られたようだ

2024-01-06

(続き)2023年に出品されたランボルギーニ新型カウンタックLPI 800-4を見ていこう

引き続き、2023年に出品されたランボルギーニ新型カウンタックLPI 800-4を見ていきましょう。

オーストラリアにて納車されて特別なグリーンの新型カウンタック

続いては、2023年9月にオーストラリア向けのオーナーに納車された新型カウンタックLPI 800-4を見ていきましょう。

コチラの個体、実はオーストラリアへの振り分け台数は僅か2台とのことで、その内の1台が競売に出品されたそうですが、ボディカラーはカウンタックシリーズでも採用されたヴェルデ・アベテ(Verde Abete)。
※納車はランボルギーニ・メルボルンにて

ボディカラー名は、ヴェルデがイタリア語で「緑/グリーン(Green)」を意味し、アベテがイタリア語で「和らげる、弱める、廃除する」を意味しますが、それ以外にも「樅(モミ)」という意味があることから、おそらく自然豊かでナチュラルな緑を意味するためのボディカラーだと予想されます。

足もとには、マットブロンズ仕上げ&旧世代カウンタックのリボルバー意匠ホイールを彷彿とさせるデザインで、ブレーキキャリパーはシンプルなブラック塗装。

内装はヴィンテージ感を演出するタンカラーのフル本革タイプで、ブラックの差し色が良いアクセントに。

なおブラックのオーナメントパネル系はカーボンファイバーが使用されているそうで、そのオプション費用もかなり高額だと予想されます。

ちなみにこちらのモデル、オークションでの最終落札価格は不明ですが、予想落札価格が5,000,000オーストラリアドル(日本円に換算して約4.8億円)と、先程のアメリカの個体に比べると控え目な印象を受けますね。


日本の大手中古車サイト・カーセンサーでも遂に販売された新型カウンタック

そして最後は、2023年8月に日本の大手中古車サイト・カーセンサーにて販売された新型カウンタックLPI 800-4。

まさかこんなにも早く日本の中古車サイトで超希少なモデルが出品されるとは…当時は多くの方が注目した一台です。

ちなみにボディカラーは、ブラックのようにも見えますが、グリジオ・リンクス(Grigio Lynx)と呼ばれるブラック寄りのグレーカラーで、足もとにはレッドのブレーキキャリパーが塗装されたメリハリのエクステリア。

販売元に関しては、さすがに買取業者ではなくランボルギーニの正規ディーラーであるランボルギーニ芝さんが対応されていますが、その後次のオーナーの元へと売れたのかどうかは不明(当時掲載されて数日で削除されている)。

内装はスポーティでありながらも、ブラックを基調とした本革シートに、レッドのデュアルトーンカラー、そしてホワイトのカラードステッチでチェック柄風に仕上げてきたところは、オーナーのユニークなセンスが光る所(敢えて旧世代風を演出したかったのかも?)。

そしてこちらが、最も気になる当時の販売価格ですが、車両本体価格だけで4.18億円で、総支払額が4.195億円ですから、先程のアメリカやオーストラリアの個体に比べるとかなり控えめな価格帯に思えますね。

もしかすると売却時の価格帯は4億円を切っていた可能性がありますが、まだ発売されたばかりの新型車ということもあって、そこまでの跳ね上がるようなプレミア価値は付かない?のかもしれません。

1ページ目:初代L112を彷彿とさせるイエローカラーの新型カウンタックはいくらで落札された?

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