一体何が?北米日産が2023年の販売台数を発表。何と新型GT-R R35は前年比「+584%」でフェアレディZ(RZ34)も「+574%」を売上げ、マツダもNDロードスターが前年比+50%超え
2023年は日本市場向けも含めてスポーツカー中心の一年だった
北米日産が毎年発表する1年間の新車・新型車の販売台数にて、2023年に販売された新車一覧において、想像以上にスポーツカーが売れていたと話題に。
これは日産の公式プレスリリースでも公開されていることですが、2023年に発表されたビッグマイナーチェンジ版・新型GT-R R35や、新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)が前年比+500%以上の販売台数をだったことを明らかにしました。
この他にも、北米マツダも同様の販売台数を公開していて、スポーツカーのMX-5 Miata(日本名:NDロードスター)の販売が好調とのこと。
具体的にどれぐらいの販売台数だったのか、早速チェックしていきましょう。
北米日産の2023年 新車・新型車販売台数を見ていこう
早速、北米日産の2023年の新車・新型車販売台数一覧を見ていきましょう。
【2023年版 日産の新車・新型車販売台数一覧】
[日産]
◇ヴァーサ
2023年:24,807台(前年比+85.2%)
2022年:13,396台◇セントラ
2023年:109,195台(前年比+41.6%)
2022年:77,123台◇アルティマ
2023年:128,030台(前年比-8.5%)
2022年:139,955台◇マキシマ
2023年:9,651台(前年比+35.7%)
2022年:7,110台◇リーフ
2023年:7,152台(前年比-40.5%)
2022年:12,025台◇Z(日本名:フェアレディZ)
2023年:1,771台(前年比+573.4%)
2022年:263台◇GT-R R35
2023年:390台(前年比+584.2%)
2022年:57台◇キックス
2023年:66,823台(前年比+21.8%)
2022年:54,879台◇フロンティア
2023年:58,135台(前年比-23.7%)
2022年:76,183台◇タイタン
2023年:19,189台(前年比+27.4%)
2022年:15,063台◇パスファインダー
2023年:71,710台(前年比+23.9%)
2022年:57,862台◇アルマダ
2023年:21,185台(前年比+77.7%)
2022年:11,923台◇アリア
2023年:13,464台(前年比+6,598.5%)
2022年:201台◇ムラーノ
2023年:31,137台(前年比+3.5%)
2022年:30,074台◇NV
2023年:0台(前年比-100%)
2022年:3台◇NV200
2023年:0台(前年比-100%)
2022年:134台◇北米日産トータル
2023年:834,097台(前年比+22.2%)
2022年:682,731台
[インフィニティ]
◇Q50
2023年:6,201台(前年比+29.7%)
2022年:4,781台◇Q60
2023年:1,060台(前年比-42.6%)
2022年:1,847台◇Q70
2023年:0台(前年比-100%)
2022年:1台◇QX50
2023年:9,941台(前年比-10.5%)
2022年:11,105台◇QX55
2023年:5,418台(前年比+6.1%)
2022年:5,106台◇QX60
2023年:29,383台(前年比+77.3%)
2022年:16,573台◇QX80
2023年:12,696台(前年比+76.2%)
2022年:7,206台◇インフィニティ全体トータル
2023年:64,699台(前年比+38.8%)
2022年:46,619台
以上の通りとなります。
この中で一番の伸びを見せたのはビッグマイナーチェンジ版・新型GT-R R35の前年比+584.2%と、新型フェアレディZ(RZ34)の前年比+573.4%、そしてアリアの前年比+6,598.5%。
アメリカでは既に1,700台以上のフェアレディZ(RZ34)が販売されている模様
アリアは2022年の販売・生産時期が後半だったこともあり、2023年に一挙に販売台数を伸ばしたことが大きく影響していますが、個人的に最も気になったのはフェアレディZ(RZ34)の販売台数。
何と2023年の販売台数は1,771台と想像以上の台数で、この中にビッグマイナーチェンジ前のZ34の台数が何台含まれているかは不明なものの、日本市場向けの2023年の販売台数 約1,000台に比べると多めなのがわかりますね。