もう人気無くなったん?ランボルギーニ新型カウンタックLPI 800-4の中古車が日本円で約5億円にて販売中!走行距離は100km未満…最初から転売する気満々だった?

世界の限られたオーナーにしか販売されない新型カウンタックLPI 800-4だが、既に中古車市場やオークションに出回っている模様

ランボルギーニが世界限定112台のみ販売した新型カウンタックLPI 800-4(Lamborghini New Countach, クンタッチ)。

1970年代、当時スーパーカーブームの火付け役となった旧世代カウンタックへのオマージュモデルとして導入された一台で、ランボルギーニが世界限定63台のみ販売したシアンFKP37をベースにマイルドハイブリッドシステムを搭載。

日本人オーナーにも複数台の新型カウンタックが納車されており、新車販売価格は240万ユーロ(日本円に換算して約3.4億円)、オプションや諸費用なども含めたら約4億円にも上る究極の一台ですが、早くもこのモデルが海外中古車サイトにて販売されています。


LP112を彷彿とさせるイエローカラーの新型カウンタック

こちらが今回、海外中古車サイトCraigslistにて販売されている新型カウンタックLPI 800-4。

販売元は、アメリカ・カリフォルニア州のポモナ・フリーウェイのすぐそばにあるグランド・アベニュー近辺のショップとのことですが、撮影されている場所はオーナーのガレージもしくは地下駐車場。

ボディカラーは、初代の社内コードネームLP112を彷彿とさせるイエローのモノトーンタイプですが、正式名称は記載されていません。

こちらはフロントクォータービュー。

カウンタックが誕生して50周年を迎えた特別なモデルということもあり、特徴的なスタイリングは現代的な解釈で見事に再現され、特にランボルギーニの象徴ともいえるフロントからリヤにかけて上方に盛り上がっていく”くさび形”は健在。

ヘッドライトはリトラクタブル(ポップアップ)ではなく、どちらかというとディアブロの後期仕様に近いスクエアタイプ。

ボディサイズは、全長4,870mm×全幅2,099mm(ミラー除く)×全高1,139mm、ホイールベースは2,700mmで、乾燥重量は1,595kg、ワイド&ローなスタイリングは大元のベースとなっているアヴェンタドール(Aventador)から来ています。

まるで宇宙船のようなリヤビュー

こちらはリヤクォータービュー。

後方へと伸びていくロングテール風のスタイリングは、まるで宇宙船をイメージしているかのようなエクストリームさで、片側3灯式のハニカム形状となるLEDテールランプは、シアンFKP37と同じものを採用しているのだと予想されます。

ちなみに足元の鍛造アルミホイールは、旧世代カウンタックに装着されていたリボルバータイプとは異なり、どちらかというと現代のランボルギーニの象徴でもあるY字スポークをイメージ。

シアンFKP37と同じマイルドハイブリッドでシステム総出力は800馬力超え

リヤエンドはダイナミックで、下部にかけて引き締まっていく細マッチョなフォルムですが、センター寄りの4本出しマフラーのレイアウトも新型カウンタックの逆三角形ボディを強調付ける重要なアクセントに仕上がっていますね。

ちなみにこのモデルパワートレインは、シアンFKP37と同じ排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジン+スーパーキャパシター技術によるマイルドハイブリッドシステムを採用し、システム総出力814psを発揮、0-100km/hの加速時間は僅か2.8秒、0-200km/hの加速時間は8.6秒、最高時速は355km/hにまで到達します。

2ページ目:新型カウンタックLPI 800-4の中古車相場は、一時期に比べるとかなり落ち込んでいる?