(2024年)マイナーチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルのちょっと残念なポイント!HuNT Packageを設定してもマルチビューカメラやアダプティブドライビングビームは設定不可など…

遂に試乗車・展示車枠分のオーダー受付けがスタートしたマイナーチェンジ版・新型ヴェゼル

2024年春頃より発表・発売予定となっている、マイナーチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)。

2024年1月中旬よりホンダディーラーにて、いよいよ試乗車・展示車枠といったデモカー枠のイニシャルインプット分の注文がスタートしたわけですが、一般ユーザー向けの先行受注受付けは2024年2月末~3月頃にスタート予定とのこと。

つまり、2024年2月末~3月頃にはグレード別価格帯やメーカーオプション価格、そして見積もり作成も可能になると予想され、その翌月以降となる2024年4月~5月頃に発表・発売になるものと予想されます。

今回は、そんなマイナーチェンジ版・新型ヴェゼルを購入する上で注意しておきたいポイント/ちょっと残念なポイントをいくつかチェックしていきたいと思います。


追加機能「アダプティブドライビングビーム」はe:HEV Z以上のみ標準装備

まずは、今回のマイナーチェンジで注目されているアダプティブドライビングビーム[ADB]について。

この機能は、夜間など暗い道をロービームで走行中、システムが前方の状況を検知するというもの。

街灯などがなくて暗い場合、見やすいように自動でハイビームに切り替えたり、先行車や対向車を検知すると、照射範囲を自動でコントロールし、相手車両に眩しさを与えることなく良好な視界を確保してくれます。

直近のモデルだと、新型ステップワゴン(New STEPWGN)やZR-Vなどにも設定されていて、ようやくマイナーチェンジ版・新型ヴェゼルでも設定されるのですが、残念ながら標準装備されるのは上位グレードe:HEV Z/e:HEV Z PLaY Packageのみ

そのため、多くの方が期待したであろうガソリンG/e:HEV X/e:HEV X HuNT Packageでは設定されず、メーカーオプションでも設定できないのはちょっと残念なところです。

ブラインドスポットインフォメーションはe:HEV Z以上のみ標準装備

続いては、予防安全装備Honda SENSINGにて設定されるブラインドスポットインフォメーション[BSI]について。

BSI機能は、斜め後ろに存在するクルマを検知し、その方向のドアミラー鏡面上にマークを表示し、存在をお知らせするというもの。

また、その方向にウインカーを操作すると、マークの点滅と警報音でドライバーに注意を促す便利機能なのですが、こちらもe:HEV Z/e:HEV Z PLaY Packageのみ標準装備

そのため、ガソリンG/e:HEV X/e:HEV X HuNT Packageには設定されない予定なので、BSI必須という方にとってはe:HEV Z以上に限定されそうですね。

2ページ目:マルチビューカメラもe:HEV Z以上のみ?ボディカラーも無償カラーは1色のみ?