「ほぼ最後に」作られた極上の日産スカイラインGT-R R34 M-Spec Nurが競売に出品!刑務所から出所したばかりの男が新型コルベットC28を積むトラックを盗んで逃走

2024-02-22

出品直前にメンテナンスや新品のタイヤに交換されるなど、まさに極上の個体が登場!

日産が2002年2月26日、日本を代表するスポーツカーでお馴染みとなるスカイラインGT-R R34をベースに、日本限定1,000台のみ販売したM-spec Nur(エムスペック・ニュル)とV-specⅡ Nur(ブイスペックⅡニュル)。

アメリカの輸入規制「25年ルール」が解禁となるまで残り3年となりましたが、おそらくスカイラインGT-Rシリーズで最も高額値で取引される個体になると云われています。

そんなスカイラインGT-R R34 M-Spec Nurが、海外オークションサイトBring A Trailerにて出品され大きな注目を集めています。


M-Spec Nurは僅か285台のみ生産され、今回出品されたのは280台目の個体

こちらが今回、アメリカのオークションサイトBring A Trailerに出品された、2002年式となる日産スカイラインGT-R R34 M-Spec Nur。

シャシーナンバーは「BNR34404019」で、走行距離は39,000kmと少な目。

本モデルは、M-Spec NurとV-SpecⅡ Nurを合わせて限定1,000台のみ販売されましたが、そのうちM-Spec Nurは僅か285台のみ製造され、しかも今回出品されたのは「280番目」に製造された個体とのこと。

なお本モデルは、2014年まで日本で保管されていたそうで、その後オーストラリアやイギリスのオーナーに渡ったと云われていますが、今回の販売元は「25年ルール」が解禁されていないアメリカ・カリフォルニア州オーハイ。

タイヤも2024年1月に新品に交換されたばかり

ボディカラーはパールホワイト系で仕上げられ、どうやらこのカラーに製造されたM-Spec Nurは僅か75台と非常に少ない上に、コンディションも抜群な極上品。

トランスミッションは6速MTとリミテッドスリップリアディファレンシャル(を備える四輪駆動(ATTESAシステム)を搭載。

基本的には純正フルノーマルで、カーボンファイバー製リアディフューザーや調整可能なリアウイングを備え、キセノンヘッドライトやサイドマーカーランプ、リアフォグランプ、オプションのリアウィンドウワイパーを装備。

足もとには、18インチのシングル6本スポーク鍛造アルミホイールが装着され、タイヤは2024年1月に新しく交換された245/40のヨコハマ製アドバンスポーツA/S+タイヤ装着。

タイヤ交換と共に、足回りのメンテナンスも完璧

ちなみにこのモデル、従来のスカイラインGT-R R34と比較して、より大きなリアブレーキが装着され、ブレンボ製ゴールドブレーキキャリパーを装着することで制動力を強化。

更に2024年1月には、ブレーキフルードのフラッシュと交換用ブレーキパッドの取り付けが行われているため、いつでも公道走行は可能。

車内もほぼほぼ新品同様の美しさを維持し、手動調整可能でヒーター付きのM-Specスポーツシートやハーネスパススルーを標準装備。

本モデルを過去に所有していたオーナーは、東京にあるロブソンデザインによってイエローのコントラストステッチを施したブラックレザーに張り替えているそうで、この点は純正と若干異なるところ。

これだけの極上の個体ともなると、いくらで落札されるのか気になるな…

パワートレインは、排気量2.6L RB26DETT型直列6気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載し、個別のスロットルボディやデュアルオーバーヘッドカムシャフト、24個のバルブを装備。

ECUも変更されており、HKS製電子バルブコントローラーが搭載されていて、おまけにオイル交換も2024年1月に実施済み。

最後に、本モデルの2024年2月21日時点での入札状況としては160,000ドル(日本円に換算して約2,400万円)と控え目ですが、翌日の22日に入札が終了するため、最後の最後に入札ラッシュで3,000万円を超えてくるのではないかと予想しています。

【2024年2月22日追記】

2024年2月22日にオークションが終了し、181,000ドル(日本円に換算して約2,700万円)にて落札されました!

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