トヨタ新型ランドクルーザー300/カローラクロス/レクサスLX600にトランスミッション等の不具合で3.2万台の大量リコール!フェラーリSF90やテスラ・モデル3もリコール
トランスミッションやパノラミックビューモニター[PVM]に不具合アリ
トヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)とカローラクロス(New Corolla Cross)、そしてレクサスLX600の3車種・計32,948台に大量リコール。
不具合としては、以下の2種類となっています。
①自動変速機(トランスミッション)において、多板クラッチのディスク形状および駆動伝達に関する制御の検討が不十分なため、ニュートラルレンジにシフトした際にクラッチが切り離されないものがある。
そのため、駆動力が伝達され、ブレーキペダルが踏まれていないと車両が動き出すおそれがあるとしてリコールを届け出。
②パノラミックビューモニターにおいて、制御プログラムが不適切なため、カメラ映像が映らず、車両周辺が確認できないことがある。そのため、保安基準第44条(後写鏡等の基準)に適合しないおそれがあるとしてリコールを届け出。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は起きていないものの、パノラミックビューモニター[PVM]に関する不具合は既に28件報告されており、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][ランドクルーザー300]
・3DA-FJA300W/FJA300-4000109~FJA300-4076710/令和 3年 6月23日~令和 6年 1月12日/7,528台(不具合①)・3BA-VJA300W/VJA300-4000103~VJA300-4132662/令和 3年 3月24日~令和 6年 1月15日/19,962台(不具合①)
[カローラクロス]
・4BA-MXGA10/MXGA10-1000001~MXGA10-1000784/令和 5年10月 4日~令和 5年11月30日/377台(不具合②)[レクサスLX600]
・3BA-VJA310W, 3BA-VJA310W改/VJA310-4000102~VJA310-4011166/令和 3年11月10日~令和 4年 8月31日/1,346台(不具合①、②)・3BA-VJA310W/VJA310-4011135~VJA310-4045879/令和 4年 9月 1日~令和 6年 1月15日/3,735台(不具合①)
改善措置としては、それぞれ以下の通りとなっています。
①全車両、トランスミッション用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する
②全車両、パノラミックビューモニター用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する
自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?
なお繰り返しにはなりますが、先程のエルグランドのリコール同様、自身が所有している車がリコール等の不具合の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「トヨタのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。