ネタじゃなくてマジだった!南オーストラリア州が日本式ナンバープレートを導入!テスラ新型サイバートラックが早くも転売され、新車価格の「2倍以上」に

デザイン性を大きく損なう日本式ナンバープレートが、まさか海外にて導入されるとは…

車両の識別や所有者の特定に使用される自動車ナンバープレート(別名:自動車登録番号標)。

各国によってナンバーの形状や表記方法、使用される文字などが異なりますが、日本のナンバープレートは大きな長方形タイプで、自動車のフロントデザインを大きく損なうことでも有名です。

そんな日本式(JDM)ナンバープレートが、何と南オーストラリア州にて導入され、正式に取得・利用できることが明らかとなりました。


南オーストラリア州では、「最大6文字」の英数字でカスタマイズ可能

こちらが今回、南オーストラリアの公式サイトEzyPlatesによって公開されているという日本式ナンバープレートのデザインとポスター画像。

南オーストラリア州政府は、新しい日本式ナンバープレートについて、白地をベースにしつつ、ブラックやブルー、グリーン、ブラウンカラーのいずれかで印字された「最大6文字」の組合せでナンバーを注文できると発表しました。

カッコいいのかどうかはさておき、日本に比べるとカスタム幅は広そうだ

ナンバープレートのサイズは「330mm×165mm」とまさに日本の規格と同じで、独自のカスタムナンバープレートを希望する場合は、車にナンバープレートを表示する権利を得るために年会費として235オーストラリアドル(日本円に換算して約2.3万円)を支払う必要があるとのこと。

こちらが実際の印字例ですが、いわゆる地名部分が「南オーストラリア(下部はSouth Australia=SA)」と表記され、その下には英数字が表記される仕組みなのですが、日本のように「4文字」に限定されるわけではなく「6文字」なのは魅力的。

なお、ナンバーは敢えてカスタマイズせずに、完全にお任せ(ナンバリング)でプレートセットと同時購入を検討している人のために、ナンバーの白地に緑の一連のプレートが「00AAA」から順次発行されるそうで、価格は一括で259オーストラリアドル(日本円に換算して約2.5万円)で対応するとのこと。

サウスカロライナ州政府はまた、「00JDM」から「99JDM」までの一連の特別版の日本式ナンバープレートを競売にかけているそうですが、これらに関しては数千万円クラスで落札されることが予想されています。

実はオーストラリアでは、既に日本式ナンバープレートを導入している州が多数ある

選択した組合せに応じて、デザインの上部には「南オーストラリア」を意味する日本語の文字が含まれ、下部には「CAR(車)」もしくは「SA(South Australia)」を意味する記号が表示されるとのこと。

そして、これもまた驚きだったのが(っというか私がただ単に知らなかっただけですが…)、南オーストラリア州は、日本のナンバープレートを導入した「最後の州」とのことで、ビクトリア州やニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州、ACT、タスマニア州では既にこのスタイルが導入されているそうです。

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