(2025年)フルモデルチェンジ版・インフィニティ新型QX80に日産GT-R R35と同系統のV6ツインターボエンジンを搭載することが判明!スピーカー数は何と「24個」

遂にインフィニティもV8 NAからV6ツインターボにダウンサイジングへ

日産の北米専売となるインフィニティが、2025年モデルとして発表・発売予定となっているフルモデルチェンジ版・新型QX80に関するティーザー画像と基本概要を明らかにしました。

これまでQX80は、インフィニティのフラッグシップSUVとしてラインナップされてきましたが、今回のモデルチェンジによりプラットフォームが改良され、更にV型8気筒自然吸気エンジンを廃止し、ダウンサイジング化によってV型6気筒ツインターボエンジンを搭載することが決定。

更に先行デビュー時期としては、2024年3月20日より開催のアメリカ・ニューヨークオートショー2024にてデビューすることも明らかとなっています。


エンジンは、GT-R R35/フェアレディZ(RZ34)と同系統のVR型を搭載

こちらが今回、インフィニティが新たに公開したティーザー画像の一部になりますが、フロントフードボンネット内に「INFINITI V6 TWIN TURBO」のヘッドカバーが装着されています。

インフィニティ曰く、新型QX80に搭載されるエンジンは、これまでの排気量5.6L V型8気筒自然吸気エンジンではなく、新開発の排気量3.5L VR35DDTT型V型6気筒ツインターボエンジンを搭載することが判明。

このVR35DDTT型エンジンは、日産GT-R R35のVR38DETTや、フェアレディZ(RZ34)のVR30DDTTといった同系統のエンジンになり、最高出力450hp/最大トルク698Nmを発揮。

これは現行QX80のV8エンジンに比べると、最高出力+50hpアップ/最大トルク+138Nmアップし、更に+40%幅広いギア比を備える9速ATが搭載されることで、燃費とパフォーマンスが向上し、駆動方式は四輪駆動[4WD]のみの設定となるようです。

新型QX80には、新たなサスペンションを搭載することでオフロードでの走破性もアップ

そしてこちらが、以前インフィニティが公開した新型QX80のティーザー画像。

水平基調&OLED風のLEDデイタイムランニングライトの両端には、アメリカ規格特有となるサイドマーカーランプも搭載。

インフィニティの公式プレスリリースでも公開されている通り、今回の新型では、新たに電子エアサスペンションとダイナミックデジタルサスペンションを採用するとのこと。

前者は、駐車時の乗降り性を向上させるだけでなく、運転中の効率性、オフロード走行時の能力を考慮して車高を調整でき、更に道路自体の凹凸による衝撃も和らげる効果があります。

一方でダイナミックデジタルサスペンションは、自車の動きを継続的に評価し、体の動きを軽減するためにアクティブに補正するため、安定性が維持されるとのこと。

ボディはランドローバーのような段差の少ないシームレススタイルに?

こちらもティーザー画像第一弾として公開されたものですが、ボディ全体にはカモフラージュラッピングによって偽装されているものの、スマートなフラッシュドアハンドルや、フラッシュヘッドライトおよびテールライトを採用するなど、まるでランドローバーのようなシームレスボディを演出。

フロントグリルはヴァーティカルタイプを採用し、インフィニティロゴも刷新。

ボディサイズまでは明らかになっていないものの、プラットフォームの改良に加えて、車体の安定性を向上させる意味でも、もしかすると現行以上に更にワイドになることも予想されるかもしれません。

2ページ目:新型QX80には24個のスピーカーが搭載される?!ちなみに競合モデルとなるレクサス新型LX600のマークレビンソンのスピーカー数はいくつ?