【続悲報】これは荒れるかもな…日本では「120万円」も値上げする日産の新型アリア→アメリカでは「最大で約90万円も値下げ」することが判明

EV競争が激化するアメリカ市場では、2024年モデルのアリアが値下げする模様

前回のブログにて、2024年6月に日本市場向けとして発売予定となっている日産の一部改良版・新型アリア(Nissan New Ariya)。

ようやく塗装工程での問題が解消される方向となり、安定的な生産と納期短縮が期待される一方、材料費や物流費の高騰、更には充電器の電気基本料金が上乗せ?されることが起因して、エントリーモデルとなるB6[2WD]で+120万円も値上げすることになります。

本モデルでは、グローバルモデルということでアメリカ市場でも販売されているわけですが、今回遂に2024年モデルとなる一部改良版が発表されたわけですが、何と日本市場とは異なり、値上げではなく「大幅な値下げ」になることが明らかとなりました。


アメリカでは最大「約90万円」の値下げになるようだ

ちょっと予想だにしていなかったことですが、日産はアメリカにて競争が激化しているEV市場での積極的な値下げの流れに乗ることを決意。

しかも日産USAの公式プレスリリースでも明らかになっている通り、最大で6,000ドル(日本円に換算して約90万円)の値下げを実施するわけですが、これから購入を検討するユーザーにとっては魅力的なニュースだとは思いますが、既に納車されているユーザーや、これから前モデルが納車されるユーザーからすると「最悪のタイミング」。

しかも、基本的なスペックや装備内容の変更は無いため、単純にイヤーチェンジという扱いになるかと思いますが、日本市場向けのようにハイパフォーマンスグレードのNISMOは設定されないようです。

アメリカでは、テスラスーパーチャージャーを利用してアリアを急速充電可能にする

商品力の改良は特に無いものの、日産は、2024年後半にアリア専用のアメリカ充電規格(NACS)アダプターを利用可能にするテスラとの契約を通じて、ドライバーが車両充電に関して、より多くの選択肢を確保できるようにしていくと発表。

これにより、顧客は車両の充電ポートを互換性のあるテスラスーパーチャージャーのNACSプラグに接続できるようになり、ドライバーが利用できる急速充電場所の数が劇的に増加すると明らかにし、アリアを購入するメリットが更に高まるとしています。

2ページ目:アメリカ市場向け新型アリアのグレード別価格帯は?に本向けのグレード別価格帯もおさらい