私が過去に所有していたホンダ新型フィット4は本当に良い車だった!「コンパクトなサイズ感ヨシ!」「燃費も良くてシビックe:HEVと同じ燃料タンク容量」等

また機会があれば、フィット4には乗ってみたいと思う

2020年2月から約1年2か月所有していた、ホンダ新型フィット4(Honda New FIT4)LUXE[4WD]。

走行距離は12,000kmを優に超え、近場移動から街乗り、そして長距離移動まで幅広く活用していた一台で、おまけに私にとって初めてのホンダ車だったわけですが、今回は本モデルを所有していて「良かった」と思えるポイントをいくつか紹介していきたいと思います。


どこにでも行けるコンパクトなサイズ感

まずフィット4の一番の魅力は、どこにでも行けるコンパクトなサイズ感。

最近の新車・新型車は、走行性能向上のためにトレッド幅を拡大してワイド&ローになりつつありますが、フィット4の場合は、ボディサイズが全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,565mmと日本の道路事情にマッチした5ナンバーサイズで、駐車場でも困らないような取り回しの良さが大きなグッドポイント。

コンパクトなサイズ感だからといって、ワインディングでは接地感が低かったり、高速道路にて速度が出るようなシチュエーションでもハンドルが持っていかれるようなことも少なかったため、改めて思い返してみると、「ここまで使い勝手の良いコンパクトカーってあったかな…」と思ったり。

なぜかフロントマスクはあまり評判は良くなかった

コンパクトなサイズ感で、個人的には愛嬌のあるキュートな顔つきだと思っていたフィット4ですが、世間では「こんな顔のフィット4は買いたくない」といった批判的な意見が多かったのも事実。

人の好みや価値観はそれぞれなので、その価値観を否定するつもりはないのですが、競合モデルのトヨタ・ヤリス(Toyota Yaris)と比較される度に、「フィット4が売れない理由はデザインにある」などの大胆な記事も公開されるほどでしたから、それだけフィット4の愛嬌のある顔つきは世間を大きく賑わせたのかもしれません(それだけ注目度も高かったので、ホンダにとっては良かったことなのかも)。

LUXEはとにかく装備内容が充実していて豪華

続いては装備内容について。

フィット4のラグジュアリーグレードとなるLUXEを所有していたこともあり、運転席・助手席シートヒーターだけでなく、ステアリングヒーターも搭載されていたのは驚きで、更に全グレードにおいて電動パーキングブレーキ[EPB]&オートブレーキホールド[ABH]が標準装備。

メーターデザインも、ホンダとしては新しい試みとなる7インチ液晶+LCDタイプで、アダプティブクルーズコントロール[ACC]による高速巡航時には、自車アイコンのブレーキランプやウィンカーも連動するアニメーションが搭載されるなど、ユニークな装備も充実していました。

今では当たり前となっているホンダの先進機能や快適装備ですが、2020年に登場したコンパクトカーでは、ここまで豪華な仕様にまとめてきた国産コンパクトカーって他に無かったんじゃないか?と思えるほどにハイレベルだったと記憶しています。

2ページ目:フィット4の燃費はとにかく優秀!室内の居住空間も広々としている?