とんでもないお宝が出てきた…走行距離僅か「1,500km」のホンダS2000が競売に出品へ!金箔を使ったボディカラー代だけで「1,000万円以上」もするアレーゼRH95が納車!
まさに博物館級の美しさでベストコンディションのS2000が競売に登場!
ホンダが創立50周年を記念して、1999年より発売をスタートした後輪駆動[FR]2ドアスポーツモデルのS2000。
右ハンドル仕様の個体に関しては、2024年~2025年にかけてアメリカ独自の輸入規制となる「25年ルール」が解禁されるため、盗難に気を付けたい一台かと思われます。
既にプレミア価値が付き始めているS2000ですが、今回博物館に展示できるレベルの美しさを持ち、更に走行距離は約1,500kmしか走っていないAP1型のS2000が競売に出品され話題となっています。
ちょっと珍しいシルバーカラーの極上のS2000
こちらが今回、海外オークションサイトCars&Bidsにて出品されている2001年式のS2000。
ボディカラーはシンプルなシルバーカラーで、内外装共にこれといった傷や汚れが一切ついていない、博物館に展示されていてもおかしくないレベルの美しさだそうですが、このモデルがどこでどのように保管されていたのかは不明。
しかもこのモデル、内外装の美しさとコンディション以外の驚きのポイントとして、走行距離が全く伸びていないということ。
何と20年以上経過した現在でも、走行距離は僅か1,526km(948マイル)とのことで、オーナーはおそらく、納車されてから軽く街中を走らせたあと、そのまま専用ガレージにて保管していたのではないかと予想されます。
あとガソリンの残量もかなり少なそうですが、最後に給油したのがいつなのか?オイルが劣化しているのではないか?などの不安もありそうですが、出品情報によれば定期的に暖気運転はしていたそうで、しかしどれぐらいのサイクルで新しいガソリンを給油していたかは不明。
足もとのタイヤに関しても、納車された当時のタイヤがそのまま装着されているそうですが、ゴムの硬化やグリップ力が当時に比べてどこまで低下しているのかは気になる所。
純正フルノーマルではなく、エキゾースト関係は社外パーツに改造
リヤクォータービューはこんな感じ。
どうやらこのモデル、社外製の吸気システムやエキゾーストシステムをインストールした改造モデルとのことで、パワートレインは排気量2.0L F20C型直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力243ps発揮と意外に控え目。
2016年にオークションに出品されてから1.5倍以上のプレミア価値が付いている模様
内装のコンディションも抜群。
ちなみにこのモデル、出品情報を見ていくと、どうやら2016年以降に数回オークションに出品されているそうですが、その間に伸びた走行距離は僅か80km(50マイル)未満。
そして2021年に最後にBring A Trailerにて出品された際には、48,000ドル(日本円に換算して約716万円)にて落札されたそうですが、その5年前となる2016年のときは29,000ドル(日本円に換算して約433万円)でしたから、1.5倍以上の価値が付いていることは明確。
予想落札価格は最低でも600万円超えか
そして今回出品されているCars&Bidsでは、2024年3月19日時点で、3日残しながらも既に入札額は36,500ドル(日本円に換算して約544万円)。
入札期限ギリギリになって一気に跳ね上がることも予想されますが、果たしてどこまで高騰するのか注目したいところです。