トヨタ新型アルファードのシートヒーターがヌル過ぎる…エアコンの効きも悪いんだが…トヨタが2024年3月「3回目」工場出荷目途一覧を更新

新型アルファード/ヴェルファイアは後席ユーザー向けに良くも悪くも力を入れすぎ?

2024年1月に納車されて、もうすぐ2か月が経過するトヨタのフルモデルチェンジ版・アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)ガソリンZ・3列7人乗り[2WD]。

今回は、本モデルを普段使いしてみての不満ポイントをいくつか紹介していきたいと思います。

この他にも、トヨタ公式が定期的に更新している既存ラインナップモデルの工場出荷目途が更新されているので、こちらも併せてチェックしていきたいと思います。


シートヒーターは3段階調整ながらも、レベル3でもヌルい

まずは、アルファードのシートヒーターがヌルいということ。

これは私がお世話になっているトヨタディーラーにも複数件問い合わせが入っているそうですが、3段階調整でレベル3(MAX)にしても熱くなる程度の暖かさではなく、どちらかというとヌルめの暖かさなんですね。

体感的にはレベル1程度の暖かさですし、自動で暖かさを調整してくれるAUTOモードでも、「暖かい」と感じたことが無く、「もっとも熱くならないのだろうか…」と不満に思う程。

ただその一方で、後席2列目のシートヒーターをレベル3にすると、明らかにフロントシートとは異なる熱さなんですね。

「いやいや…前回の電動パワーシート同様に、どんだけフロントシートとキャプテンシートで差別化するのよ!」とツッコみたくなるレベルで異なるため、あまりにも後席の乗員向けに力を入れ過ぎているように感じられます。

エアコンの効きも体感的に弱く(遅く)感じる

続いては、エアコンの効きが弱く(遅く)感じるということ。

これは私が過去に所有していた新型ヴォクシー(New Voxy)ハイブリッドS-Z[2WD]との比較になってしまうのですが、てっきりアルファードの方がエアコン/暖房の効き目が早いのかと思いきや、全くそうでもなかったんですね。

具体的には、外気温が10度未満で、エンジンスタートした時点で暖房をフルオート状態にします。

このときはA/CをOFFにし、暖房の設定温度は25度設定、そして後席の暖房も25度でオート設定にしているのですが、概ね10分~15分ぐらい経過するとヴォクシーの場合、後席や運転席周りは十分な暖かさなのですが、アルファードの場合は、ヴォクシーよりも車内が更に広いからなのか、15分どころか20分経過しても十分な暖かさが感じられないんですね。

これはあくまでも体感的な話になるため、その人によって意見は異なるかもしれないのですが、先程のシートヒーターと言い、あまり快適装備系での満足度は高くないように感じられました。

2ページ目:トヨタの工場出荷目途一覧において、遂にノア/ヴォクシーのガソリンモデルも受注停止へ!