日本でも発売されるぞ!フルモデルチェンジ版・日産の新型キックスのボディカラーは全8色でモノトーンは僅か「1色」のみ…ヤリスクロスやヴェゼルと真っ向勝負!

日本ではおそらくe-POWERのみのラインナップになる?

2024年3月23日に世界初公開された、日産のフルモデルチェンジ版・新型キックス(Nissan New Kicks)。

これまでの日産のデザイン言語であったデジタルVモーションを採用せず、水平基調のグリルパターンと台形のグリルフレームを採用してきたユニークな一台ですが、どうやら”ほぼ”このデザインで日本市場向けにも販売されることが明らかになりました。

私がいつもお世話になっている日産ディーラーにも国内市販化の情報が下りてきているとのことですが、具体的な発売時期やグレード構成まではまだまだ不明ながらも、競合モデルとなるトヨタ・ヤリスクロス(Toyota New Yaris Cross)やホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)を脅かす存在になることは間違いなさそう。

そして今回は、アメリカ市場向けとなる新型キックスのボディカラーや、一部装備内容に関する情報が展開されていますので、こちらの中身もチェックしていきたいと思います。


ボディカラーは全8色!そのうちモノトーンカラーは僅か1色のみ

まずはアメリカ市場向けとしてラインナップされる新型キックスのボディカラーから見ていきましょう。

本モデルでは、2トーンカラーが7色、モノトーンカラーが1色の全8色をラインナップします。

各ボディカラーの名称と外観をチェックしていきましょう。

ガンメタリック×スカーレットエンバートリコート

まずは、今回のイメージカラーになっている「ガンメタリック×スカーレットエンバートリコート」の2トーンカラー。

2トーンカラーで唯一のレッド系のルーフとサイドミラーキャップを採用している新色になります。

かなり個性的なボディカラーで、いかにもグローバル向けといったところですが、見慣れてくると中々にカッコいいかも。

アークティックアイスブルーメタリック×スーパーブラックルーフ

続いては、「アークティックアイスブルーメタリック×スーパーブラックルーフ」の2トーンカラー。

爽やかなブルーの色合いは、どことなく新型セレナ(New Serena, C28)などのターコイズっぽくも見えますね。

ユズイエローメタリック×スーパーブラックルーフ

続いては、「ユズイエローメタリック×スーパーブラックルーフ」の2トーンカラー。

おそらくは”柚イエロー”を意味するのだと思いますが、最近の日産は、ルークス(ROOX)などにカンジュクカシスといったフルーツ系の名前をボディカラーに採用する傾向にあるため、今後こういった美味しそうな名称が次々採用されるかもしれませんね。

アスペンホワイトトリコート×スーパーブラックルーフ

続いては、「アスペンホワイトトリコート×スーパーブラックルーフ」の2トーンカラー。

いわゆるシンプル且つ定番のホワイト×ブラックルーフの2トーンカラーで、日本名で言えば「ブリリアントホワイトパール×スーパーブラックルーフ」に相当するのではないかと予想されます。

ガンメタリック×スーパーブラックルーフ

続いては、「ガンメタリック×スーパーブラックルーフ」の2トーンカラー。

ガンメタリックとブラックルーフの組合せもかなり珍しく、一方でスーパーブラックもしくはダイヤモンドブラックのモノトーンカラーが設定されていないのは、ちょっと不思議に思う所です。

スカーレットエンバートリコート×スーパーブラックルーフ

続いては、「スカーレットエンバートリコート×スーパーブラックルーフ」の2トーンカラー。

個人的には結構好みなボディカラーで、SRバッジとブラックグリルが最も映えるスポーティなイメージを与えてくれる刺激的なカラーだと思います。

ディープブルーパール×ガンメタリックルーフ

続いては、「ディープブルーパール×ガンメタリックルーフ」の2トーンカラー。

こちらは、唯一のはガンメタリックルーフを採用したカラーになりますが、敢えて定番のブルー×ブラックルーフにしてこなかったところに、キックスというモデルがスタンダードを好まない、オシャレ志向のコンパクトSUVであることが伺えます。

キャニオンブロンズメタリック

そして最後は、唯一のモノトーンカラーとなる「キャニオンブロンズメタリック」。

日本の自動車メーカーのトレンドにもなっているカッパー系ではなく、どちらかというとグレーとブロンズの中間的な色合いを採用してきたわけですが、こちらも海外市場では注目を集めそうなカラーだと思います。

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