やっぱり燃費ヤバいな…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード(40系)でオール高速200kmの旅!ノンストップで燃費は「13km/L」超え
妻や子供の寝ている姿を見つつ、共に移動できる時間が何よりも幸せ
2024年1月に私に納車されてから、ようやく長距離移動が実現できた、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)ガソリンZ・3列7人乗り[2WD]。
今回は、往復 約500kmと高速道路走行が8割以上となりますが、どれぐらいの燃費で走行できるのかをチェックしていきましょう。
また車内には、私以外にも妻が助手席に、子供2人が2列目キャプテンシートに乗っている形で夜間移動を実施したわけですが、高速道路に入って早々に子供や妻も熟睡状態。
若干睡魔と闘いながらも、妻や子供が寝ている姿を見ると幸せな気持ちになりますし、道中起こさないように細心の注意を払いつつ、スムーズな運転をするよう強く意識できるのは良きところです(起こしてしまうと子供も不機嫌になってしまうので)。
フラッグシップミニバンの高速巡航時の安定性は抜群
高速道路走行後の燃費をチェックする前に、まずは高速巡航時の安定性について見ていきましょう。
やはりフラッグシップミニバンということもあり、伸びやか且つ低重心だからなのか、大型トラックに追い越されたときの風圧や、轍を通過する際にステアリングが持っていかれることは特にありませんでした。
高速道路走行時は、車通りも少なく快適だったため、基本的には90km/h~100km/hの速度に固定した形でのアダプティブクルーズコントロール[ACC]がメイン。
レーンキープアシストはもちろんのこと、カーブに差し掛かったときのハンドル支援はナチュラルで(カーブがきつめになると、1~2km/h程度減速しての通過なので、これまたナチュラル)、特にこちらで操舵修正をしなくとも、軽く手を沿えるだけで車線のラインに沿って流れて通過していくので、この点は他の自動車メーカーには無い精度の高さと安心感だと思います。
下り坂での速度調整も驚くほどにナチュラル
そして今回の高速道路走行で一番の驚きだったのが、下り坂での速度調整。
傾斜角がキツメで、アクセルOFFの状態でも速度が上がっていくような下り坂だと、ACC走行にしているとどうしてもフットブレーキで減速するよな挙動が見られるのですが、アルファードの場合は、スーパーCVT特有のショックの無いシフトダウンにより、回転数を高める → エンブレを効かせて速度調整するように走らせています。
この減速が、驚くほどに挙動が少ない上に、変に慣性が働くようなことも無いんですね。
これがホンダのACCになると、シフトダウンによるエンブレではなく、ブレーキランプを点灯させてブレーキ強めの減速になるため、「今明らかにフットブレーキレベルの減速したよな…」と分かってしまいますし、頻繁的にブレーキランプを点灯させると、後続から「あんなにブレーキ踏んで…あのドライバー運転下手だな」と思われているのかもしれません(考え過ぎかもしれませんが…)。
予防安全装備の完成度が高いと、体もより疲れにくい
何れにしても、アルファード含むトヨタの新世代予防安全装備Toyota Safety Senseは完成度が高く、(依存をしているわけではありませんが)安心感が高いことに加え、長距離移動時の体の疲れを最も低減させていると思うんですね。
そのおかげでもあって、夜間時の往路 約200kmの高速道路移動はノンストップでしたし、このまま+100kmぐらいは更に走れるのでは?とも思ったり。