これヤバいな…米にて4ランナー/タコマ/タンドラといった「トヨタのタイヤホイール」ばかりが盗まれる事件が多発!新型GRMNスープラのテストカーが再びスパイショット

日本だけでなく、アメリカでもトヨタ車の盗難被害が多発しているらしい

日本でも度々発生しているタイヤホイールの盗難被害。

過去には、発売後ユーザー向けに納車されたばかりとなるトヨタ新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)のタイヤホイールが盗まれてしまい、その背景にはハブボルト締結を採用したことで、純正ディーラーオプションのホイールロックナットの販売が遅れてしまったことが挙げられていました。

そして今回、アメリカはサンディエゴにて4ランナー(4 Runner)/タコマ(Tacoma)/タンドラ(Tundra)といった、トヨタのSUV/ピックアップトラックのタイヤホイールが盗まれるという被害が多発しているそうです。


サンディエゴでは、25件以上ものタイヤホイールが盗まれる被害が多発

サンディエゴ警察によると、2024年1月より、夜間にタイヤホイールが盗まれるという事件が25件以上報告されているとのこと。

これらの盗難被害は、アメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴを中心に、カールスバッドやオーシャンサイド、サンマルコス、エスコンディドなどの地域にて発生。

そして窃盗犯は、特にトヨタ車のタイヤホイールを頻繁的に盗んでいるとのこと。

地元紙のサンディエゴ・ユニオン・トリビューン紙は、こうしたほとんどの事件においては、トヨタ・タコマやタンドラ、4ランナーといった大型SUVやTRDプロトラックのタイヤホイールばかりが盗まれているとのことから、何か特別な理由があるとして捜査を進めているとのこと。

おそらくは、こういったモデルに装着されるアルミホイールとオフロードタイヤが高額値で取引されている可能性があり、一部の窃盗犯にとっては甘い誘惑の一つになっているのかもしれません。

なおこうした被害は、公共施設の駐車場や自宅の屋外駐車場など、様々な場所で発生しているために、中々特定するには難しいそうです。

日本では流通量や輸出の観点からトヨタ車が圧倒的に多く盗まれているが…

なおこれは余談ではありますが、2023年に日本国内にて発生した自動車盗難被害ランキングにおいて、上位10位全てがトヨタだったのも、おそらくは日本国内に数多く流通しているメーカーであり、海外でも高額値で転売できるメーカーだからだと推測。

但し、今回のアメリカの例を見ていくと、大型SUVやトラック系はトヨタに限らずフォードやシボレーといったアメリカブランドも存在するはずですが、なぜここまでトヨタモデルが集中的に狙われるのか?は、先述にもある通り、その車種に装着されるホイールやオフロードタイヤも大きく影響しているのかもしれませんね。

このような盗まれ方が一番悔しいかもしれない

画像でもお分かりの通り、タイヤホイールが盗まれる際には、こうして縁石ブロックなどを使ってタイヤホイールを盗んでいるわけですが、ブレーキディスクローターに傷が付く上に、大事なタイヤホイールまで盗まれるのとても悔しいことだと思うんですね。

そして日本のメディア/マスコミでは報じないであろう、タイヤホイールが盗まれる際には、こうしたタイヤホイール専用のナットが近くに捨てられているという悲しき現実。

こうした部品から犯人の指紋が採取できないものか…と思う所ですが、この現場にて起きた被害者の説明によると、犯人の指紋を入手することはできなかったそうです(場合によっては採取できる可能性もあるかもしれない)。

こういった問題が起きないためにも、地元紙は「お金はかかるかもしれないが、車やタイヤホイールが盗まれるリスクを考えたら、ホイールロックナットなどの盗難対策はしっかりと行っておくべき」と強調しています。

These Toyota models targeted in wheel, tire thefts across county

2ページ目:久々にトヨタ新型GRMNスープラと思わしき開発車両がスパイショットされる!