ホンダ新型ZR-Vが納車されて10か月が経過!走行距離6,000km突破してのガソリン代総額は?主要諸元だけではわからない「所有してわかる本当の魅力」とは?
早いもので、私の新型ZR-Vも納車されて10か月が経過
2023年5月に私に納車されて10か月が経過した、ホンダ新型ZR-V e:HEV Z[4WD]。
走行距離としては6,000kmを突破したところで、月換算で見ると600kmペースになりますが、距離の伸び方としては、私が他に所有するトヨタ新型プリウス(Toyota New Prius, 60系)に近いところ。
ちなみに、前回のブログではプリウスの走行距離が7,000kmを突破(所有期間としては1年1か月以上)した時点でのガソリン代がいくらぐらいだったのか?を算出してみましたが、今回はZR-Vのガソリン代総額を算出していきたいと思います。
この他にも、ZR-Vの魅力的に感じるポイントをチェックしていきましょう。
総走行距離6,000km走らせての生涯平均燃費は15.65km/L
まずは、ZR-V e:HEV Z[4WD]の総走行距離が6,000km突破しての生涯平均燃費について。
上の画像でも確認できる通り、走行距離6,000kmに対しての給油回数は僅か6回と非常に少なく、その理由も燃料タンク容量が57Lと非常に大きいから。
シビック(New Civic, FL)ベースのSUVモデルでありながらも、おおもとのシビック(FL1)で燃料タンク容量は47L、シビックe:HEV(FL4)はバッテリーの配置の関係で40Lとかなり少ないため、仮にシビックの燃料タンク容量が採用されていたら、無給油での走行距離は500km~700kmとそこまで長くなかったかもしれません
しかも57Lという容量は、ミドルサイズミニバンとなる新型ステップワゴン(New STEPWGN)の52Lよりも大きいため、用途としてもファミリーカーや長距離移動用としても幅広く重宝できます。
そしてZR-Vの生涯平均燃費を見ていくと、「15.65km/L」とDセグメントSUV&四輪駆動モデルとしては十分に優秀で、初回給油記録を加味しなければ「18.18km/L」と更に平均値も上がるため、個人的に満足度としては高め。
走行距離6,000km走らせてのガソリン代総額はいくらぐらい?
参考までに、ZR-Vの走行距離が6,000km突破してのガソリン代総額を見ていきましょう。
基本的には航続可能距離が0kmになってから、給油口ギリギリまで満タン給油しているため、走行距離と給油回数は最小限に抑えていると思います。
ただ先述にもある通り、燃料タンク容量は57Lととても大きいため、1回あたりの給油量が多いことから、無鉛レギュラーガソリンであっても満タン給油してのガソリン代は概ね8,000円~10,000円となっています。
[1回目給油]
給油量:54.13L
燃料単価:162円
給油金額:8,769円[2回目給油]
給油量:54.39L
燃料単価:166円
給油金額:9,029円[3回目給油]
給油量:56.16L
燃料単価:176円
給油金額:9,884円[4回目給油]
給油量:55.20L
燃料単価:175円
給油金額:9,660円[5回目給油]
給油量:55.02L
燃料単価:170円
給油金額:9,353円[6回目給油]
給油量:54.51L
燃料単価:171円
給油金額:9,321円
[1~6回目給油]
給油量:329.41L
給油金額:56,016円
以上の通り、給油金額の総額は56,016円(約5.6万円)と中々に高額。
先述にもある通り、燃料タンク容量が57Lなのに対し、ハイブリッドe:HEV[4WD]で18km/L付近の平均燃費ですから、無給油で900km~1,000km走ることができるのは魅力的。
燃費もガソリン代も抑えられるだけでなく、走りが楽しい車でもある
高速道路においては、EVモードとなる割合は少なく、ECOインジケーター内でアクセルワークしてもすぐにガソリンエンジンが作動してしまうため、感覚的にはEV走行比率としては50%も到達していない?ようにも感じるところ。
ただ、それでも20km/Lを超えるような区間燃費を記録することもありますから、ホンダはエコを強く意識させるようなe:HEVではなく、走りが楽しく感じられるようなe:HEV技術を提供しているところはグッド。
燃費は結果として後から付いてくるという印象で、「走りの技術」を押し出したいという気持ちの方が前面的に出ているため、個人的にはエコモ走りも両方楽しめるハイブリッドモデルだと考えています。