日産の新型エクストレイル(T33)の特別仕様車N-TREKが5年ぶりに復活!エクストリーマー風のゴリゴリオフロード仕様で、価格は日本円で約472万円から

おそらく日本市場向けのエクストリーマーに相当するモデル?

日産のオーストラリア法人が、フルモデルチェンジ版・新型エクストレイル(Nissan New X-Trail, T33)をベースにした、オフロード仕様の特別仕様車N-TREK(エヌ・トレック)を世界初公開しました。

本モデルは、新デザインのフロントLEDフォグランプや、耐水性の合成皮革シートを採用し、更にはオフロードチックなアルミホイールを装着することでラギット感を演出しています。

日本市場向けで言えば、Xグレードをベースにした特別仕様車Xエクストリーマー Xグレードに相当するものと予想され、N-TREKと呼ばれる特別仕様車は、オーストラリアでは先代T32から5年ぶりの復活になるそうです。


エクストレイルN-TREKのエクステリアをチェックしていこう

こちらが今回、オーストラリア市場向けに発表された特別仕様車エクストレイルN-TREK(T33)。

日本市場では、排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジン+e-POWERのシリーズハイブリッドのみをラインナップしますが、オーストラリア市場では排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するノンハイブリッド仕様のみで、トランスミッションはCVTのみを搭載します。

本モデルの主な特徴としては、再設計されたフロントバンパーデザインや、ブラックアクセント、専用の18インチアルミホイール、そしてブラックルーフのオプションを備えたより幅広いカラーラインナップとなります。

見るからに強そうなエクステリアで、トヨタRAV4アドベンチャーをライバル視するようなオフロードデザインですが、本モデルの細部の特徴としては、バンパーインテーク周りのガーニッシュが再設計され、新しいフロントLEDフォグランプが採用されたということ。

そして、無塗装ブラック樹脂だったパーツ類はダーク仕上げで質感をアップさせ、サイドミラーキャップやアウタードアハンドル、ルーフレールも全てブラック塗装にすることで引き締め効果をアップしています。

他のトリム部分も見ていくと、標準グレードではクローム仕上げのガーニッシュ部分が多く見受けられますが、N-TREKではガーニッシュではなくダークグリルを採用することでスポーティさを演出しています。

日本だとブラックルーフの2トーンを選択すると長納期化するのだが…

前述にもある通り、その見た目はRAV4アドベンチャーを強く意識したオフロードスタイルで、足もとの18インチアルミホイールも中々に個性的。

ボディカラーにおいては、ガンメタリックやシャンパンシルバー、アイボリーパール、ダイヤモンドブラック、セラミックグレーなどがラインナップされ、一部にはブラックルーフも用意されているのは魅力的。

日本市場では、ブラックルーフを選択すると半年以上に長納期化されることもありましたが、オーストラリア市場向けはそういった情報は一切ないですし、もしかするとモノトーンカラーとほとんど変わらない納期の可能性も高そう。

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