フルモデルチェンジ版・スズキ新型スペーシア/スイフトに早くもドラレコ関連のサービスキャンペーン!マツダCX-3/CX-5/CX-8/MAZDA2にシートベルト保証期間延長?
ドライブレコーダーの映像が正常に録画されない恐れがある
スズキのフルモデルチェンジ版・新型スペーシア(Suzuki New Spacia)/スペーシアカスタム(New Spacia Custom)/スイフト(New Swift)の2車種・計13,079台に早くもサービスキャンペーンが届け出されています。
不具合内容としては、工場装着ナビゲーションシステムの制御プログラムが不適切なため、ナビゲーションと機能連携する純正後付け用品のドライブレコーダを装着した際、ドライブレコーダの映像が正常に録画されないことがあるとしてサービスキャンペーンを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、メーカーからの情報により明らかになっています。
【サービスキャンペーン対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間][スペーシア]
・4AA-MK54S/MK54S-100109~MK54S-105443/令和5年10月30日~令和6年1月10日/3,430台(工場装着ナビゲーションシステム搭載車のみ)・5AA-MK94S/MK94S-100131~MK94S-119326/令和5年10月25日~令和6年1月15日/8,496台(工場装着ナビゲーションシステム搭載車のみ)
[スイフト]
・5AA-ZCEDS/ZCEDS-100086~ZCEDS-102108/令和5年11月10日~令和5年12月27日/945台・5AA-ZDEDS/ZDEDS-100052~ZDEDS-100462/令和5年11月16日~令和5年12月25日/208台
改善措置としては、対象車のユーザーにダイレクトメールで通知し、当該ドライブレコーダを取り付けた場合、または、今後取り付ける場合、ナビゲーションの制御プログラムを対策プログラムに書き換える作業を実施するとのことです。
自身が所有する車がサービスキャンペーンに該当しているか否かをチェックする方法は?
今回のサービスキャンペーンについて、自身が所有している車が不具合等の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「スズキのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。
ところでサービスキャンペーンやリコール、改善対策との違いは?
ちなみに、リコール等の不具合に関しては「起きないことが一番安全」ではあるものの、工業製品である以上どこかしら不具合が生じる恐れがあるため、その対策や処置としてリコールや改善対策、サービスキャンペーンが存在します。
処置の重要度しては「リコール>改善対策>サービスキャンペーン」の順で、リコールの場合だと「事故や走行が困難」といった問題に発展する恐れ、サービスキャンペーンだと「事故が発生するほどではなく、公道走行に支障を来すほどのレベルではない」内容になると言われています。
あとは、リコールや改善対策を受けることは必須なのですが、サービスキャンペーンは必ずしも受ける必要はなく、任意になっているのもポイントです。
それぞれの内容の違いは以下の通り。
[リコールとは?]
事故を未然に防止し、自動車ユーザー等を保護することを目的とするもので、自動車が道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態、又は適合していない状態で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て自動車等を無料で修理する制度。
[改善対策とは?]
自動車等が道路運送車両の保安基準に不適合状態ではないが、安全上又は公害防止上放置できなくなるおそれがあるまたはできないと判断される場合で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て自動車等を無料で修理する制度
[サービスキャンペーンとは?]
リコールや改善対策に該当しないもので、商品性の改善等のために、国土交通省に通知をして自動車等を点検・修理する制度です。
via:Suzuki