伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナのホンダ初代NSXが販売中!走行距離は約6.3万km…気になる販売価格は約1億円?サーキットでの事故死から30年か…

まさかこのタイミングでアイルトン・セナの初代NSXが販売されるとは…

1994年5月1日、史上最も影響力のあるF1ドライバーとして今もなお語り継がれているアイルトン・セナの命日。

サンマリノGPでの悲しい死亡事故から、2024年5月1日でもうすぐ30年が経過しようとしていますが、この30年を迎える前に彼が所有していた象徴的なレッドカラーのホンダ初代NSXが、イギリスの大手ショップにて販売されています。

まさかこのタイミングで、彼の愛車が販売されるとは予想もしていませんでしたが、今回の本モデルに関する注目トピックスは以下の通り。

◇伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナのホンダ初代NSXが中古車市場に登場

◇レッドのボディカラーに身をまとうNSXは、アイルトン・セナだけが運転したものではなく、彼に関する映画にも登場し、彼の死を偲ぶ追悼イベントでは別のF1ドライバーが運転したこともある

◇中古販売価格は、驚くほどのプレミア価値は付いていない?


アイルトン・セナが3台所有していたNSXのなかの1台

こちらが今回、イギリスの中古車販売サイトAutoTraderにて出品されている、アイルトン・セナの愛車であるホンダ初代NSX。

このNSX、ドライビングダイナミクスは愛好家の間では伝説となっているモデルで、開発の一部にはアイルトン・セナ自身によって行われていて、彼が3台所有するNSXのなかの1台と言われています。

こちらの画像も有名だと思いますが、アイルトン・セナが自身で愛車を手洗いするシーン。

彼にとってNSXは、まさに相棒ともいえる存在で、その中でもレッドのNSXは特別。

このレッドカラーのNSXは、最も有名な車両でメディアでも多数登場しました。

基本的にはポルトガルの自宅ガレージにて保管されていたそうで、映画「レーシング・イズ・イン・マイ・ブラッド」にも登場。

追悼イベントでもF1チーム「ミナルディ」の創設者が運転

ちなみにこのモデル、アイルトン・セナが亡くなって25年が経過した2019年に、イモラ・サーキットでの追悼イベントにおいて、F1チーム「ミナルディ」の創設者であるジャンカルロ・ミナルディが運転したこともあるため、ある意味でここまで様々な有名人たちの手によって操作されたNSXは珍しいのではないかと思います。

なおAutoTraderの出品情報を見ていくと、本モデルは1991年に初めて登録され、それから33年という年月が経過し、走行距離は39,100マイル(約63,000km)とそこまで距離は伸びていないようです。

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