ユーザー向けの納車終わってないんですけど…日産が新型フェアレディZ(RZ34)の生誕55周年を記念する特別仕様車を2024年秋頃に発売との噂
日産は特別仕様車を発売するよりも、先にやらなければならないことがあると思うのだが…
2022年7月に日本市場向けとなるビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)が発売されるも、僅か1か月足らずで受注一旦停止となり、1年10か月が経過した今でも受注再開の目途が全く見えていない状況です。
こうしたなか、2023年8月にはビッグマイナーチェンジ後”初”となる一部改良版・新型フェアレディZ(RZ34)が発表されるも、これらのモデルを購入できるのは「納車されていないユーザーのみ」。
更にこの時期には、抽選限定1,200台のみとなる特別仕様車NISMOと、ディーラーオプションのカスタマイズドエディションが発売されたわけですが、これらのモデルやオプションも全くユーザー向けに納車されていない状態です。
日産よ、何もかも中途半端な状態で、また新たな特別仕様車を発売するのか?
2024年5月時点で、バックオーダー分を全て捌き切れていない日産ですが、海外カーメディアの報道によると、どうやら日産はフェアレディZの生誕55周年を記念した特別仕様車を発売する可能性があるとのこと。
これは海外カーメディアCARSCOOPSが報道していて、1969年10月に初代フェアレディZ(S30/240Z)が生産を開始して、もうすぐ55周年を迎えるため、日産は2024年秋頃(10月?)に、その節目を祝うスペシャリティモデルの準備を進めているそうです。
このモデルに関する注目トピックスは以下の通り。
◇海外カーメディアの報道によると、日産は自55周年を記念して限定版のフェアレディZ(RZ34)を開発中
◇この特別仕様車は、2024年秋に登場すると考えられており、レトロなタッチを備えたフェアレディZカスタマイズドエディションからインスピレーションを得ている可能性がある
◇生産台数は限定される可能性が高く、割当てはディーラーの販売実績によって決まる可能性がある
55周年特別仕様車は海外市場向け?それとも日本市場向けの発売もあり得る?
ちなみにこの情報ですが、現時点では日本市場向けを指しているのか、それともアメリカ市場やオーストラリア市場などの海外市場向けを指しているのかが全くわからないところ。
もしかすると、日本市場向けは対象外?という可能性もありますが、本モデルの生誕55周年を祝う特別仕様車が、日本の自動車メーカーから日本に向けて発売されないというのもおかしな話なので、意外とサプライズもあり得るかも?
なお、発売時期が2024年秋頃であれば、その前に早い段階で(2024年夏頃?)ティーザー画像もしくは内外装デザインが先行にて発表される可能性があり、そのときには日本市場向けも発売されるかどうかが明確になるかもしれませんね。
ちなみにこの特別仕様車ですが、上述にもある通り、見た目はディーラーオプションのカスタマイズドエディションをモチーフにした外観となる可能性があるそうで、しかし全く同じデザインとなるかは不明。
この他にも、レトロ風なフロントバンパーや改良されたフロントグリル、カーボンファイバー製リアスポイラー、サイドストライプ、フロントフードデカール、ワナタベ風19インチ鍛造アルミホイールを全て標準装備する可能性も。
年次改良や新たな特別仕様車を発表するよりも、まずはユーザー向けの納車を急ぐことが大事だと思うのは私だけ?
まだまだ情報が不明な部分は多いですが、CARSCOOPSの報道によると、この特別仕様車のプロトタイプが既にアメリカに到着しているとのことで、本格的なテスト走行がスタートしているのかもしれません。
あとは日本市場での市販化があるかどうか?も気になるところですが、そんなことよりも未だ納車されていないユーザー向けに早期的に生産・出荷・登録・納車することが先決だと思いますし、新たな年次改良や特別仕様車ばかりを先行で発表してユーザーからの信頼を失うような行動を続けることだけは避けてほしいところです。
2ページ目:新型フェアレディZ(RZ34)のユーザー向け納車も進んできた?そもそもRZ34はどうしてフルモデルチェンジじゃなかったの?