トヨタ新型プリウス(60系)が納車されて1年5か月が経過!そろそろこの車ともお別れ…バッテリー上がりやドアハンドルの不具合やトラブルの多い車だったな

新型プリウスも早いもので、納車されて17か月も経過したのか…

2023年2月に私に納車されて17か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius, 60系)2.0L HEV Zグレード[2WD]。

そろそろ本モデルを所有して1年半が経過しようとしているため、売却の準備を進めていこうと思っています。

当ブログでは、新車を購入 → 納車されてから約1年半所有してのインプレッションに加え、これまでにかかったガソリン代や任意保険代、駐車場代、自動車税などのリアルな維持費、そして売却額から総維持費を引いての差額がどれぐらいなのか?を検証してきました。

そのため、所有する台数もかなり増えてしまいましたが、それだけ1台1台に対する細かなインプレッションができないことや、走行距離が1万km未満と伸びないこと、そして所有期間が短すぎて全く参考にならないといった意見も多かったため、今後は少し方針を変えていく考えです。


新型プリウスは電子化による弊害・トラブルが多かったように感じる

少し前置きが長くなりましたが、私のプリウスが納車されて1年5か月経過しての印象としては、「国産車の割にはトラブルや故障、バッテリー上がりが多かった」というのが正直なところ。

特に電装関係においては、OTAアップデートやプログラムアップデートによる更新をユーザーが手軽にできるというメリットはあったものの、その一方でナビのブラックアウトが多かったと記憶。

エンジンOFFにしていても、常時ディスプレイオーディオ側がOTAにより通信を繰り返しているため、その影響でバッテリーを消費 → エンジン始動できずバッテリー上がりといったことも何度もありました。

電子化によるバッテリー消費が加速…そして増車による問題も

バッテリー上がりに関しては、プリウスだけでなく日産の新型セレナ e-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)[2WD]でも頻繁的に起きていましたし、他にもトヨタ・ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)/アルファード(New ALPHARD, 40系)とレクサスLX600といったガソリンモデルでも発生。

こうしたバッテリー上がりが重なって発生すると、「バッテリー上がりを気にしながら走らせる」ことがストレスに感じてしまったために、今後減車していくというのも理由の一つですが、車に罪はないことはもちろんですし、増車した私に問題があったことは確実。

増車するとこういった面倒なことが連鎖して起きることもあるため、容易に増車はしない方が良いかもしれないですね。

電気式リアドアハンドルの不具合は最悪だったな…

あとは電気式リアドアハンドルの不具合について。

私が所有するプリウスでは不具合は確認されませんでしたが、洗車などで水が入り込むと、電気式リアドアハンドルに水が浸入してしまい、基板がショート → 走行中にドアが勝手に開く恐れがあるとしてリコールを届け出ていました。

これにより、ディーラーにて応急措置として一時的に電気式リアドアハンドルを使用できないようにヒューズを抜くという作業が実施されましたが、そうなると緊急用の物理スイッチを押して開け閉めしなければならないのですが、そのドアスイッチがとんでもなくカタいため、全く実用性に向いていませんでした。

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仮に電気式リアドアハンドルが使用できなくなった場合の対策として、上の画像の通りスマートキーのカスタマイズプログラムによって、スマートキーのアンロック(解錠)ボタンを長押しすることにより、長押しした分だけ全てのサイドウィンドウが下に下がってオープンするので、こういった裏技を駆使するのも有り。

ただし、このカスタマイズプログラムは車両とスマートキーをトヨタディーラーに持ち込んで作業していただく必要があるのでちょっと面倒なところでもあります(もちろん作業料は無料)。

なお、電気式リアドアハンドルの改善措置については、2024年6月中旬以降より改善用のユニットが各販売店にて準備されていて、既に2回目のリコール作業で交換済みなので、現在は何の問題なく利用可能です(これから製造される新車も、全て対策品に移行済み)。

2ページ目:トヨタの新世代コネクティッドナビは黒歴史?

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