【価格は254.1万円から!】日本向けスズキ新型フロンクスのグレード別価格帯や主要装備などの最新情報を入手!競合ホンダWR-Vがヤバイことになりそうだ…
ここまで商品力の高いモデルになると、WR-Vどころかヤリスクロスも喰われてしまうかも…
スズキが2024年9月に発表・発売予定としている、新世代BセグメントSUVモデルとなる新型フロンクス(Suzuki New Fronx)。
今回、ようやく本モデルの簡易カタログに加えて、グレード別主要装備やボディカラー、そしてグレード別価格帯の情報を入手しましたので、早速その中身を見ていきたいと思います。
ちなみにこのモデル、BセグメントSUVでインド生産の輸入モデルになるわけですが、最も身近な競合モデルがホンダWR-Vになるものの、あまりに充実した装備内容のため、WR-Vどころかトヨタ・ヤリスクロス(Toyota New Yaris Cross)をも喰ってしまう商品力を持っているかもしれません。
ちなみに、フロンクスの日本全国を対象とした特別先行展示会が2024年8月1日より開催される予定で、一覧もまとめていますので、近場の方はチェックしてみてはいかがかと思います。
全長4,000mm未満のインド市場向けに特化したコンパクトSUV
こちらが今回、インド生産&インド市場でも販売される新型フロンクス。
日本向けのボディサイズは、全長3,995mm×全幅1,765mm×全高1,550mm、そして最小回転半径は4.8mと取りまわしの良いコンパクトSUVとなります。
参考までに、競合モデルとなるホンダWR-Vと、トヨタ・ヤリスクロス含めてのボディサイズは以下の通り。
スズキ・フロンクス:全長3,995mm×全幅1,765mm×全高1,550mm
ホンダWR-V:全長4,325mm×全幅1,790mm×全高1,650mm
トヨタ・ヤリスクロス:全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,580mm
インドでは全長4,000mmを切ると税率負担が小さくなる
ちなみにインドでは、全長4,000mmを切るコンパクトSUVがとても人気で、今回のフロンクスはもちろんのこと、日産マグナイトもインド市場では大人気。
その理由としては、インド特有となる税制サービスGST(Good and Service Tax:物品サービス税)の負担が最も軽くなるから。
インド市場では、全長4,000mmを切るの場合、ガソリン車で排気量1.2L/ディーゼル車で1.5Lを超えないモデルに限り「小型車」として扱われ、GST税率+目的税率を足し合わせた合計税率が29%とガソリン車の中で最小に抑えられます(EVは12%)。
日本は1.5Lマイルドハイブリッド、インドは1.0L直噴ターボ
なお参考までに、日本向けは排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+マイルドハイブリッドが採用されますが、インド市場では排気量1.0L直噴ターボエンジンが搭載されるため、先ほどのガソリンエンジン1.2L以下に該当することから、最小限の税制に抑えることができるんですね。
この他にも魅力的なポイントとしては、荷室高が700mm/荷室幅1,320mm/荷室床面幅1,010mm/荷室床面長650mm(5名乗車時)/荷室長1,380mm(2名乗車時)/荷室開口幅970mm/荷室開口高560mmとかなり充実。
装備内容の豪華さがヤバイ!新型フロンクスの主要装備をチェック!
続いて、新型フロンクスの主要装備をチェックしていきましょう。
日本向けのフロンクスは、実質1グレードのみの展開となり、駆動方式も前輪駆動[2WD]/四輪駆動[4WD]の設定があるのも魅力的。
そして、以下の主要装備一覧の中で「★」となっている部分は、ホンダWR-Vには設定されない機能になるため、フロンクスの商品力の高さを上手くアピールできているのではないかと思います。
【新型フロンクスの主要装備一覧】
◇排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+マイルドハイブリッド
◇トランスミッション:6速AT
◇駆動方式:[2WD]/[4WD]
◇デュアルセンサーブレーキサポートⅡ
◇誤発進抑制機能
◇後方誤発進抑制機能
◇低速時ブレーキサポート(前進・後退)
◇パーキングセンサー(フロント、リア)
◇車線維持支援機能
◇車線逸脱抑制機能
◇発進お知らせ機能[先行車・信号切り替わり]
★ブラインドスポットモニター[車線変更サポート付]
★リアクロストラフィックアラート[RCTA]
★ヘッドアップディスプレイ[カラー]
★アダプティブクルーズコントロール[ACC](全車速追従機能・停止保持機能付き)
◇ハイビームアシスト
★スポーツモード
★スノーモード[4WDのみ]
★グリップコントロール[4WDのみ]
★ヒルディセントコントロール[4WDのみ]
◇SRSエアバッグ(運転席・助手席SRSエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ)
★電動パーキングブレーキ[EPB]
★オートブレーキホールド[ABH]
◇LEDヘッドライト(マニュアルレベリング機構付)
◇LEDデイタイムランニングライト
◇LEDポジションランプ
◇LEDターンランプ
★マイルドハイブリッドシステム
◇フルオートエアコン(エアフィルター付き、メッキノブ)
★ワイヤレス充電器
◇キーレスプッシュスタートシステム[エンジンスイッチ、携帯リモコン、リクエストスイッチ(フロントドア、バックドア)]
◇IRカット機能付きフロントガラス
◇全面UVカット機能付きガラス
◇運転席シートリフター
◇チルト&テレスコピックステアリング
★USB電源ソケット[Type-A/Type-C](リア、2個)
★照明付きバニティーミラー[運転席チケットホルダー付き](運転席、助手席)
◇エコクール
◇電動格納式リモコンドアミラー[リモート格納付]
★シートヒーター(運転席、助手席)
◇フロントグリル[ピアノブラック調、メッキ加飾付き]
◇メッキドアハンドル
◇16インチアルミホイール[切削加工&ブラック塗装]
◇アンダーガーニッシュ[シルバー調](フロント、リア、サイド)
◇ルーフエンドスポイラー
◇LEDサイドターンランプ付きドアミラー
◇シャークフィンアンテナ
◇本革巻きステアリングホイール
◇パドルシフト
◇ステンレス調ペダルプレート
◇エアコンサイドルーバーガーニッシュ[パールブラック]
◇インサイドドアハンドルガーニッシュ[パールブラック]
◇コンソールオーナメント[高輝度シルバー]
◇レザー調ドアアームレスト表皮[シルバーステッチ]
◇レザー調アームレスト表皮[ブラックステッチ]
◇レザー調&ファブリックシート表皮[シルバーステッチ]
◇センターコンソールドリンクホルダー(フロント2)
◇センターコンソールトレー
◇アームレスト機能付きコンソールボックス
◇シートバックポケット(運転席、助手席)
◇ラゲッジボード
◇6スピーカー(フロント2、リア2、フロントツイーター2)
◇ステアリングオーディオスイッチ
◇全方位モニター付メモリーナビゲーション・スズキコネクト対応通信機
→メモリーナビゲーション[9インチHDディスプレイ、AM/FMラジオ・スマートフォン連携機能付き、Bluetooth対応]
→全方位モニター用カメラ[フロント/サイド(左右)/バックカメラ]
→USBソケット
→GPSアンテナ
→ハンズフリーマイク
→スズキコネクト対応通信機
→SOSボタン
以上の通りとなります。
ホンダWR-Vにはない魅力がたくさんあるフロンクス
「★」の部分を見るだけでも、フロンクスの商品力の高さが伺えますし、何よりもインド市場向けには設定されていない電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]が標準装備されているのも魅力的ですね。
ボディサイズも含めると、十分ヤリスクロスとも対抗できる内容ではないかと思います。