ホンダ新型フリード e:HEV CROSSTAR(GT6)が納車されて1か月が経過!リアクーラーに関する不具合報告も?各装備の使い勝手をシンプルにまとめてみる
早いもので、私の新型フリードも納車されて1か月が経過!
2024年6月に私に納車されて1か月が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード e:HEVクロスター(Honda New FREED e:HEV CROSSTAR, GT6)3列6人乗り[2WD]。
走行距離も1,500kmを突破し、近日中には往復550kmを超える長距離移動が控えているため、無料1か月点検を迎える前には2,000kmを突破する勢いです。
今回は、本モデルの納車後の各装備の使い勝手をインプレッションしつつ、直近で報告されている不具合例、そして長納期化しているe:HEV AIR EXに関する最新情報についても紹介していきたいと思います。
発表直後は大きく賛否が分かれたCROSSTARだが、個人的には愛嬌のある顔つきで好み
まずはフリードCROSSTARのエクステリアについて。
本モデルが発表された当初、SNSでは「AIRはミニステップワゴンみたいでキャッチーなデザインだが、CROSSTARはダサい」「BMC前の三菱デリカD:5みたいなパクリデザイン」「口周りが髭みたいでカールおじさん?」といった意見が散見されました。
こうした意見はありながらも、実際に自分に納車されてから普段使いするようになって感じることは、コロンとした丸いフォルムと先進的な顔つき、これまでのホンダとは異なる新たなデザイン言語でありながら、その顔つきは愛嬌があって好み。
クセを感じさせるようなシルバーの加飾・アクセントってどうなんだろう?と思ったりもしましたが、毎日見ていると特に不満に感じることも無いですし、寧ろ一目で新型フリードCROSSTARと分かる特徴の一つなのでグッド(大型ショッピングモールの駐車場でも意外と見つけやすい)。
新色でCROSSTAR専用色となるデザートベージュパールも柔らかい雰囲気ですし、私が以前所有していたトヨタ現行シエンタ(Toyota New Sienta)のベージュに近い色合いで、子供や妻もお気に入り。
リアデザインも丸みを帯びたフォルムが印象的で、しかし先代フリードのように少し伸びやかなボディではなく、後席の快適性を優先したボクシースタイルが、どこかレトロな雰囲気を醸し出していますし、この点も現行シエンタに近いシルエットでもあるため個人的に今回のフリードの見た目の満足度は高め。
子供にも人気の15インチアルミホイール意匠
足もとのホイール意匠も、AIR EXのシングルスポークタイプではなく、ひまわりをイメージするかのようなユニークな意匠で、フリードCROSSTARの個性を更に引き出すだけでなく、子供も「可愛いタイヤだね」と言ってくれるほどに目を惹くデザインなので、この辺りもCROSSTARを選んで良かったと思うポイントです。
インテリアはシンプルで奇を衒ったものが無いからこそ使い勝手も良い
続いてはインテリア。
水平基調のダッシュボードに、インホイールタイプの7インチ液晶メーター、そして後席からでも視聴可能な大型の11.4インチHonda CONNECTナビゲーションディスプレイが搭載され、パッと見ではステップワゴン(New STEPWGN)とあまり変わらない雰囲気なのはグッド。
そして、ステップワゴン e:HEVや他に所有するZR-V e:HEVとは異なり、「やっぱりコチラの方が使い勝手が良い」と感じたのがセンターシフトノブ。
昨今のホンダのe:HEVモデルではスイッチ式シフトが採用されていますが、フリードではガソリンモデル/e:HEVモデル共通でストレート式シフトノブが継続採用されました。
このシフトノブだと、いわゆるスイッチの押し間違いなどの心配や、わざわざ手元を見ての操作が必要なく、直感的な操作ができるので楽。
もちろん、スイッチ式シフトの良さがあることも十分理解しているものの、シンプルな機能の方が「慣れ」や「簡単さ」もあって、使い勝手の良さを感じられる一番の魅力なのかもしれません。
シートは適度なホールド感と柔らかいクッション性があって長距離移動も快適
続いてはシートについて。
往復500km近くの高速道路を中心とした長距離移動で注目していたのが、このフロントシートですが、長距離移動でも特に腰が痛くなることもなく、着座部分がファブリックでクッション性も高くて快適。
ランバーサポートの必要性も無かったですし、納車当初は合成皮革のサイドサポートの広がりを見てホールド性の心配はしていたものの、特にホールド感が弱いとも感じなかったため、個人的には「ちょうど良い座り心地」だと考えています。
運転席だけでなく助手席にも格納式アームレストを完備
続いては、運転席だけでなく助手席にも格納式アームレストが装備されていること。
競合モデルの現行シエンタでは、運転席のみに格納式アームレストが装着されていて、助手席にはアームレストが無いため、この装備があるのはとても魅力的。
しかも、運転席・助手席のそれぞれに丸形の買い物フックが備わっているのもグッドなのですが、もう少しウォークスルーの床を低くした方が、小さな買い物袋を吊るすことができるので、この点は改善が必要なところだと考えています。