【続報】トヨタ新型GRカローラにて高速道路走行中にエンジンジローで火災発生 → フロント半分が全焼 → トヨタは「速度とタイヤ」に問題があるとして保証外と回答
今回はトヨタ側の保証を否定する「回答理由」に疑問を持つ声が多いようだ
2024年6月、トヨタのハードコアホットハッチでお馴染みとなる新型GRカローラ(Toyota New GR Corolla)が、高速道路走行中に突如としてフロントボンネットから発煙 → エンジンブローで火災発生し、フロント半分が燃えてしまうという事故が発生しました。
この一連の流れを、GRカローラのオーナーであるWolf and Tigerチャンネルが動画にてアップしたところ、70万近い再生数を記録。
その後、GRカローラはトヨタディーラーへと入庫したそうですが、速報としてその後のトヨタの対応が明らかとなりました。
速度とタイヤに問題があることから、トヨタは保証を完全否定
今回のトヨタGRカローラのエンジンからの火災(炎上)について、トヨタ公式は責任及び製品保証の「範囲外」であると説明。
更には、今回の問題は「ユーザーが高速道路にて走らせた速度やタイヤに問題がある」と強く指摘・避難しており、この件についてもユーザーに回答済とのこと。
ダッシュカムの映像には、GRカローラのオーナーがアメリカ・ノースカロライナ州の高速道路を約137km/hにて走行していたところ、突然エンジンが止まった様子が映っていました。
車内には白煙が漏れ始め、排気口からは黒煙が吹き出し、「何かおかしい…」と気づいたドライバーは、車を停めてすぐに消防署に通報。
オーナーはトヨタに保証で車の交換を求めるも、トヨタはそれを完全に拒否
消防隊がすぐに現場に駆け付けるも、その前に炎が燃え広がり、車の前半分が焼け切ってしまう事故が発生しました。
オーナーは、トヨタディーラーだけでなくトヨタ本社にも連絡し、車の交換について支援を求めることに。
しかし、トヨタからの返答は「事故の概要」と「損傷」、そして「2024年2月に発生したカーファックスの以前の事故報告書」を記載したもので、GRカローラは「高速走行可能ではないタイヤ」で時速137km/h以上で運転すべきではないと指摘。
エンジンにはいくつかの残留物があることが判明!一方でエンジンとは関係なさそうな”タイヤ”についても問題を指摘?
そして消防検査官が、2024年6月24日に車両を分析したところ、エンジンブロックの上部に小さな穴があり、ターボチャージャーやエンジンの底部、車台、排気管にオイルの残留物が付着していることが判明。
「取扱説明書には、制限速度を超えて運転しないよう警告されています」とトヨタが回答することに加えて…
更にトヨタは、「法定制限速度が許す場合でも、高速走行可能なタイヤを装着していない限り、137km/h以上で運転しないでください。137km/h以上で運転すると、タイヤが破損し、制御不能になり、怪我をする可能性があります。そのような速度で運転する前に、必ずタイヤ販売店に相談して、車両のタイヤが高速走行可能なタイヤであるかどうかを確認してください。当社の検査結果とこの事故に関する事実に基づき、この件に関して当社はいかなる支援も提供できません」との回答でした。
2ページ目:オーナーは「高速道路走行不可のタイヤ」で137km/h以上の速度を出したから、保証対象外と無理やり結びつけられた?