やっぱりLKASが単独で使用できるのは神だ…ホンダ新型シビックタイプR(FL5)でお盆休みは600km以上走らせた!高速道路ではACCを使わずハンドル支援のみの方が楽?
シビックタイプR(FL5)もそれなりのペースで距離が伸びている
早いもので、2024年2月に私に納車されて6か月以上が経過した、ホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。
総走行距離も5,000kmを突破し、月1,000kmペースではないものの、お盆休み期間中に600km以上走らせたこともあって、バッテリー上がりの心配もなく好調です。
今回は、お盆休み期間中に利用してみて感じたこと(特にドライビングサポート機能)をいくつか紹介してきたいと思います。
高速道路ではLKASのみの利用で、ACCは使用しない方が良い?

今回シビックタイプR(FL5)にて無料/有料高速道路を利用していて思ったのは、ドライビングサポート機能との相性。
FL5の場合、トランスミッションは6速MTになるため、基本的に高速道路では6速固定で走らせることがほとんど(渋滞などにハマればシフトダウンはしますが)。
その際、高速道路でアダプティブクルーズコントロール[ACC]を利用するとなると、どうしても6速MTで気になってくるのが「前方車両との車間の取り方」と「下り坂での減速」。
6速固定だとエンブレの効きが弱いのがネック

特に下り坂での減速だと、6速固定のままだとエンブレが弱い関係で、ブレーキランプを点灯させながら速度維持させる傾向にあるため、せっかくのスピードが勿体ない一方で、仮にエンブレを強くさせて速度維持させると6速 → 5速にシフトダウンさせる必要があり、これもこれで中々に面倒(ACC中にシフトダウンしても、ACCは解除されない)。
ただ、個人的に高速道路のロングドライブではできるだけ流すようなクルージングで余計な操作はしたくないので、その場合はACCを利用せずに車線維持支援システム[LKAS]のみを活用することが多め。

これであれば、自身のアクセル操作のみで好きに速度調整ができますし、前方車両や下り坂でも速度維持するためにブレーキランプを点灯させて減速する必要も無し。
下り坂であれば、アクセルを踏まなくともナチュラルに速度が上がり、自然と燃費も向上するので結構魅力的。
もちろん、走らせている間は軽くハンドルに手をあてがうだけで半自動的にハンドル支援をしてくれるので(ハンドル操作が無ければ警告画面が表示される)、あくまでも私的には長距離移動時はACCを使用せずに、LKASだけを単独で起動させていたほうが楽に感じます。
ACCを使用しないとLKASが使用できないモデルもある?

ちなみに、LKASのみを単独で使用できるのはホンダぐらいで、トヨタや日産、三菱ともなるとACC(もしくはレーダークルーズコントロール)と同時利用になることが多め。
だからといって、ホンダ車全てがLKASを単独で使用できるわけではなく、新型フリード(New FREED)やN-BOX(JF5/JF6)といった新型車はACCを使用しないとLKASも利用できない仕様なので、この辺りは変に差別化してほしくなかったところです。
LKASのみ利用しての無料高速区間の燃費も中々に優秀

ちなみに先ほどの方法にて、無料高速区間を走らせての平均燃費は上の通り。
Honda Total Careアプリのドライブノートより、走行距離101.8kmのうち約7割程度が無料高速区間になるわけですが、それでも流れるようなクルージングで17.5km/Lの平均燃費は中々に優秀。
下道では、2速⇔3速で少し回転数を高めにして走らせることが多かったのですが、それでもこの燃費を維持できるのはFL5の凄いところではないかと思います。
